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冷奴から湯豆腐へ

冷奴から湯豆腐へ

何のこと??って感じのタイトルですが・・・・

6月よりアトピーの相談でご来店の40代女性

梅雨入りしてからむくみが出て
体中の皮膚に赤味が出て、黄色い汁も出るようになり
他の漢方薬局で漢方薬を飲んでいましたが
当店へお越しになりました。

ひとまず、急性のひどい状態は落ちついて順調に
良くなっていましたが、前日より上半身が真っ赤で、
尿も出にくくなり、睡眠がしっかりと出来ない状態になったと
7/19にメールがありました。

詳細を伺うと、もともと暑い場所での仕事が
7/17より西日が差して一日中高温多湿の場所に変わり
口が渇くので氷入りのお茶を3L位飲んだとのこと。

原因は、胃腸の冷えと思われるので
水分は常温以上にして、口にする食べ物も
温かいモノにしてもらう様に連絡して
様子を見てもらう事にしました。

そして本日21日ご来店。

「水分は常温にして口に入れるのは
全てあったかいものにしたら尿がよく出て
火照りが全く無くなり昨日は良く眠れた」
とご報告いただきました。

口にするモノをとにかく気を付けて
毎日タンパク補給に
豆腐を冷奴で食べていたそうですが
湯豆腐に変えたそうです。


その結果すぐにアトピーの悪化は回復して
赤味が消失して尿は出るようになり
痒くないので熟睡もできたそうです。


今回の悪化要因は、気温の上昇で熱中症予防も含めて
口も乾くので、水分補給したのですが
氷で冷やしたお茶を一日で3L飲み
胃腸が冷えてしまった結果でした。

胃腸が冷えると、気ができなくなって
気血の巡りが悪くなり、自然の法則で熱は上に上がって
上半身は真っ赤に火照る様になり、
そのために口も乾きやすいという悪循環に入りました。

また、冷えたことで五臓の「脾(=胃腸)」の運化作用が
低下して水分代謝が悪くなり尿も作られなくなりました。

夏にお豆腐も湯豆腐にする位まで徹底しなくても
良いようには思いますが、内臓の冷えはどんな不調にも
悪いです。

アトピーなど皮膚病は、身体の処理力よりも
飲食からのゴミが多くなった時に
皮膚にそのゴミが出た結果です。

今回は冷えで処理力が低下して、
身体に余分なゴミが溜まり
アトピーが悪化したと言うことです。

皮膚に出たからと皮膚だけのことを考えて治療しても
身体の処理力の向上・皮膚の強化(体質改善)や
飲食のゴミを減らす習慣の改善(食養生)行わないと
繰り返してしまいます。

個別に体質は違うので、ストレスから熱ができて悪化するなど
他にも悪化要因はありますが、基本は食事と睡眠と運動であり
その上で漢方薬が活きてくると思います。


シンプルに元気になる生活をすると
皮膚は自然に良くなる方向に向かい、
それを手助けする役割が
漢方薬というスタンスです。



アトピーが良くなる方向が分かるのは、
悪くなる方向も分かるという事です。


逆に一日3時間位の睡眠で過ごす、
お菓子とジュースしか口にしない、
ずっと横になってテレビを見続けるような生活をすると
成人型のアトピーは直ぐに大爆発することでしょう。


今回湯豆腐にしてみてのお客様の言葉ですが
「毎日無意識でやっていることが
アトピーを悪化させている場合もありますね」と
言われましたが、同感です。

生活改善とはクセ直しで
人によってはクセ直しが
最も必要なことかもしれせん。