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舌のヒリヒリが治らない原因|粘膜の弱りと食事・習慣の関係

舌のヒリヒリが治らない原因|粘膜の弱りと食事・習慣の関係

舌のヒリヒリが気になる
食べ物がしみる
なかなか治らない
このようなご相談は少なくありません。

実際に相談を受けていると、
舌だけの問題ではないケースが多いと感じています。


■舌のヒリヒリは「粘膜の弱り」のサイン
60代女性の方で、
舌のヒリヒリが続いている方がいました。

もともとは鼻の不調で来店されましたが、
歯科なども受診していたものの改善せず、
「舌のヒリヒリも気になる」とのことでした。

舌のヒリヒリが気になり、
アメをなめていないと落ち着かない状態で、
日常的にアメが手放せない様子でした。

舌の状態は、
白くて厚い苔がびっしりとついており、
水がうまくさばけていない傾向にありました。

鼻の不調も含めて考えると、
粘膜全体が弱っている状態と考えられます。


■舌だけ見ても良くならない理由
舌のヒリヒリというと、
舌そのものの問題と思われがちですが、

実際には
・胃腸の弱り
・水分代謝の乱れ
・血流の低下
といったものが重なって、
粘膜が弱っていることが多いです。

つまり舌は、
体の状態が表に出ているサインです。

そのため、
舌だけを何とかしようとしても、
なかなか改善していきません。


■漢方と食養生で「体の土台」から整える
この方には、
血流を整えることと胃腸を強くすることを中心に、
状態に合わせて漢方を継続していただきました。

それと同時に、
食事の見直しも行っています。

空腹感があまりなく、
時間が来たら食事をしている状態でした。

さらに、
お腹が空いていないのに
菓子パンやジュースで済ませることもあり、
胃腸に負担がかかっている様子でした。

そのため最初は、
1日2食にして朝食を一度抜くなど、
食事のリズムから整えていきました。


また実際の相談では、
「これをやめましょう」と一方的に伝えるのではなく、
・今の状態なら何を優先するか
・どこなら無理なく変えられるか
を一緒に確認しながら、
一つずつ調整しています。

こうした積み重ねが、
結果として体を変えていく方向へ進ませます。


■体全体が整うと「自然と不要になる」
継続していく中で、
・舌のヒリヒリが改善
・便通が整う
・昼食後の眠気が軽くなる
といった変化が徐々に出てきました。

そして何より、
アメをなめなくても気にならない状態になりました。

「やめよう」と我慢したのではなく、
必要なくなったという変化です。

舌だけでなく、
体全体の状態が整ってきた結果だと考えています。
 

■食事が原因なら、そこを変えないと治らない
今回のように、
食事や生活習慣が関係している場合は、
いくら漢方を使っても、
そこを変えない限り改善は難しくなります。

特に粘膜の弱りは、
日々の積み重ねが大きく影響します。

だからこそ、
食養生がとても重要です。


■慢性的な症状ほど「整える視点」が大切
慢性的に続いている症状は、
体のバランスが崩れた状態が続いているサインです。

そのため、
症状だけを抑えるのではなく、
体全体を整えていくことが必要になります。

この方も、
季節の変わり目に副鼻腔炎を繰り返していましたが、
今後はそうした症状が出にくい体づくりを目指して、
引き続き整えていく予定です。


■まとめ
舌のヒリヒリは、
舌だけの問題ではなく、
体全体の状態が関係していることが多いです。

なかなか治らない場合は、
体のバランスや食事を含めて、
一度見直してみることが大切です。


■和ひのき薬局の漢方相談
和ひのき薬局では、
症状だけでなく体質や生活背景も含めて、
一緒に整えていきます。

舌のヒリヒリのように、
一見すると部分の症状に見えても、
体全体のバランスが関係していることは少なくありません。

「なかなか治らない」
「何が原因なのか分からない」

そんな状態が続いている方は、
一度、体全体の状態を見直してみることも大切です。

一人で抱えずに、
必要なタイミングでご相談ください。

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