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後鼻漏 Bスポット療法 上咽頭炎

後鼻漏 Bスポット療法 上咽頭炎

後鼻漏の理由について
慢性鼻炎・副鼻腔炎・上咽頭炎は
多い様に感じています。

実際の検査・診断は
できないので
相談者さんの訴えからの
推察になります。

さて、Bスポット療法は
上咽頭炎の治療に
とても有益と思います。

しかし
Bスポット療法を行い
上咽頭粘膜の所見は
良くなっていても
後鼻漏は全く変わらない
という方も
相談に来られます。

こんな時は過去に
どんな診断を受けて
治療してきたのか
情報収集して
参考にはします。

その情報の他に
出ている症状として
のど痛みやイガイガはあるか?
咳が出るのかどうか?
後鼻漏として感じていても
実際に口から粘液性の鼻汁・痰は
出るのかどうか?
もし出るなら色と粘度の程度を
確認します。

そして身体全体の
必須の確認事項は
ウンチ・おしっこの状態
1日の飲食の時間と内容と量
胃腸の状態(空腹になるか等)
そして、派生症状としての
めまい・頭痛・目の疲れ・歯の状態
耳の不調の有無を質問します。

それらと材料にして
粘膜の炎症や燥(潤い不足)はあるか?
痰湿・痰濁(水余り)はあるか?
身体全体の「水の流れ」を考慮して
後鼻漏を感じるバランスの乱れを
いかに整えるかを考えます。

中医学(漢方)では
診断されたら同じ治療を
どんな方にも行う
西洋医学とは違うので
個々の状態確認は
重要になります。

つまり『十人十色』です。

実際に病院の治療で
改善しないケースでは
鼻腔・副鼻腔・上咽頭は
全て粘膜でつながっているので
夫々のパーツで考えないで
同じ粘膜全体の改善として
考える様にしています。

過去に病院の治療を行い
改善しない方しか
後鼻漏の相談には
来られませんが・・・

十人十色の個別対応で
考える中医学は
新たな視点で
後鼻漏を捉えるので
お役に立てる可能性は
あります。

長年の後鼻漏でお困りの方は
経験豊富な専門家に
一度じっくり相談されると
良いと思います。
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