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症状の出る前の身体バランス

症状の出る前の身体バランス

症状の出る前の身体バランス
病気や不調は症状が起こってから
発症したと考えがち

しかし

実際にはそれ以前に
発症するための種を蒔いていて
すでに始まっていた
とも考えられる

この視点を持つと
起こった原因・理由が
見えやすくなる

すると

次は繰り返さないための事前対策を
立てることもできるようになる

不調や病気が起こって
症状に対応する対症療法も苦痛を
抑える意味ではとても大切となるが
それだけで終わらないで欲しい

特にくり返す症状の場合は
・どうして起こったのか?
・どうすると良くなるのか?
・どうすると繰り返さないか?
しっかり考えてもらいたい

中医学(漢方)では
身体のバランスが乱れて症状が出る
(例えば身体の正気が邪気に負けた時)
と考えて対応する

この視点で診ると
・どうして起こったのか?
・どうすると良くなるのか?
・どうすると繰り返さないか?
の3点は見えてくる場合は多い

漢方薬が対症療法だけではなく
体質改善として長く服用することで
効果が出るというのは

その方にとって
足らないものは補い
過剰なものは減らし
滞っているものは巡らせる
という歪みを正した結果である

自分の身体の特性を知り
身体の扱い方を理解していると
悪化の前の事前対策を立てられて
予防できるようになり

仮に症状が出ても
軽く済んでいく

私の場合はアトピーで
皮膚の治療のみずっと行っていたが
40年以上治らずに繰り返してしまった

中医学と出会って勉強を始めたら
ふだん何に注意して
どう過ごしておくと

アトピーが出な状態を維持できる
自分になるのか?
理解できるようになった

その結果
アトピーは憎き敵から
身体の弱りを知らせてくれる
大切なサインと思える様になった

悪化理由を中医学的に
理解できるようになるにつれて
アトピーに対する見方が
大きく変わっていったのだ

悪化理由は自分ではコントロールできない
気候の変化も実際にあるが
生活習慣の改善はコントロール可能

特に睡眠・食事・心の状態を
しっかり整えることは大切となる

中医学の視点を学び
その知識は知っておいて
損はないと思う