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アトピーが悪化の時の対応

アトピーが悪化の時の対応

アトピーの場合は、皮膚そのものが弱いので
ドライスキンがベースにあり
少しの刺激で炎症が出やすいですね。

つまり正常な皮膚と比べて
バリア力が低い・保湿力が低い・敏感肌
となっているので炎症が起こり易いです。

そんな皮膚を正常肌に戻していくには
まず炎症をしっかりと抑えます。

炎症が起こっているので
赤く熱を持ったり場合によっては
ジュクジュクした症状になります。

この状態は、清熱解毒・清熱利湿・清熱涼血の
漢方を使用して対応します。

炎症が治まったら、これらを減量して
気・血・津液の補充をゆっくり行います。

一気に減量すると炎症が再燃しやすいので
徐々に徐々に減量します。

この炎症を抑える段階は、肌質を本質的に
改善していないので、再燃しやすい状態です。


漢方を飲んでいても、アトピーの炎症が再燃したら
清熱解毒・清熱利湿・清熱涼血の漢方薬を
増量して対応して下さい。

お店に通いながらであれば、悪化した時に
どの漢方薬をどのように使用すると良いのか
皮膚の経過を知っているので
指示出来ます。

今の時期であれば、急な悪化も起こっている方も居ると
思いますが、漢方薬で対応する部分も、とても有効です。

その上で原因をハッキリさせて、養生+スキンケアを
行って下さい。

爆発の前に、漢方薬での対応も出来るようにして
炎症を抑えられる様にしましょう!