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アトピー 保湿の充実

アトピー 保湿の充実

2019.10/2

だんだんと肌の潤い不足が影響して
痒みが起こっている様に思います。

これまではそんなに保湿しなくても
汗が出たりして乾燥による痒みは
少なかったです。


アトピーの場合は気候の変化が
皮膚にダイレクトに影響します。

考え方として、
悪化していてない時こそ
皮膚の状態が良い時こそ
日々の養生をしっかり行うと良いです。

養生の効果は、悪化しにくいまま経過します。

つまり
真っ赤な皮膚にステロイドを塗って
翌日には治まっている
という効き目ではないという事です。

アトピーの方の問題点は
無意識でいると
急に悪化してしまう点です。

悪化の理由を自己分析できないから
いつまでたっても事前に悪化対策できずに
悪化・回復・悪化・回復の波が大きいままです。

しかも悪化は急に来るので
心が疲弊していきます。

これを繰り返していくと
正常な皮膚は
どんどん減少して
ドライスキンが増えます。

そしてアトピーが更に出やすくなります。

悪化しないまま過ぎて行く
ために細かいことを事前に
行いましょう。

今ならカサカサを減らす様に
ローションで潤して
クリームで保護しましょう。

これを行っても悪化する事はありますが
悪化のしやすさを考慮しましょう。

悪化のリスクを少しでも減らすことで
炎症が起こりにくくなり
皮膚の潤いが減りにくくなります。

この考え方で悪化を防ぎ
悪くならない状態を保てるようになったら
それが治った状態と考えましょう。

細かい悪化要因はなかなか自分では
理解しにくいので
そのアドバイスを和ひのき薬局では
行っています。

漢方薬を状態に合わせて販売することは
もちろん大事ですが、悪化要因を理解し、
自分の身体を知っていく事に意味があると
考えています。

例えば飲み会が予定されているとします。

前日までにどういう過ごし方をして
当日はどういうモノを避ける方が良いか
そして翌日からの生活をどうすると良いか
などなど少しでも悪化しない工夫が出来るか否かです。

単純ではないので難しいですが
検証を繰り返していくと
悪化した時の原因を相談者さんは
理解できる様になっていきます。

症状が出ない状態が続くために
身に付ける視点が早く持てると
悪化の波が減少していきます。