ブログ

 ›
 ›
臭いがしない鼻詰まりが続く後鼻漏で緑色の鼻汁が出て改善

臭いがしない鼻詰まりが続く後鼻漏で緑色の鼻汁が出て改善

臭いがしない鼻詰まりが続く後鼻漏で緑色の鼻汁が出て改善
来店する2年前位から
左の鼻詰まりがあり
次第に後鼻漏を感じる様になった
50代男性

昨年の年末より漢方服用中

鼻詰まりから
臭いがよく分からない状態で
鼻汁が緑色でネバネバする
とのこと。

ひどいカゼを引いてから
ずっと症状が長引いていて
朝はのどにへばり付いた痰を
吐き出さないといられない
状態とのこと。

漢方を始めて1か月位で
症状の改善を実感され
100⇒50位まで一気に良くなり
それから漢方を続けて
もらっています。

体の不調も色々と改善して
便秘・手足の冷え・疲労解消など
良くなっていました。

しかし 

主訴である鼻の状態は
目立った改善がしばらくなく
一進一退でどうしようか
と色々と思案していました。

先月のまだ梅雨明け前に
漢方薬を再度見直して
暑くなったので清熱解毒薬を増して
様子を見てもらう事にしました。

※清熱解毒薬=冷やす漢方

そして1か月後の来店時

だんだんと鼻からの痰が減少し
鼻汁の色も緑色から白く変わり
かなり良くなった
と報告いただきました。

副鼻腔の奥に溜まっていた
ドロドロの鼻汁が
かなり排泄された様子です。

この間の変化は鼻だけでなく
体重も何もしてないけど2キロ減で
睡眠も良くなった気がするとのこと。

これは酸素摂取量が
口呼吸から鼻呼吸になり
代謝が向上したからと考えます。

これまで鼻奥に溜まった
ドロドロを出すための
清熱解毒が弱かった点を反省しつつ

気温上昇と梅雨明けで
湿気が無くなった点も
相乗効果で良かったと思います。

一年で鼻の詰まり(鼻の通り)が
良くなる・最も改善しやすい時期は
梅雨明けです。

このレベルまで来るのに
時間はかかりますが
飲食に注意して
またカゼに注意していくと
再発することはほぼ無いです。

後鼻漏で鼻詰まりがあり
今回のように鼻が原因の場合

専門的に説明すると
副鼻腔の篩骨洞や蝶形骨洞に
溜まっていた粘性の高い痰は
排出されにくい傾向です。

長引いている方ほど
すぐに出ないので
時間が必要です。

しっかりその方の状態を
判断する必要はありますが
後鼻漏には治り方があります。

漢方相談では
今の状態がどうなっていて
どういう段階を経て
改善していくのか?
しっかり説明させていただきます。

ご提案する方法に納得されたら
漢方&養生で症状の出ない状態へ
一緒に前進させていきましょう。