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皮膚病まとめの会(北京研修)

皮膚病まとめの会(北京研修)

2020.2.25

日曜・月曜と松島(宮城)へ行ってきました。

昨年10月に行ってきた
中医皮膚病北京研修のまとめの会が
あったからです。

時間軸で見たら仙台まで
セントレアから1時間で行けるので
車で岐阜や三重に行くより
近かったです。

電車のドアを自分でボタン開閉する点は
初めての経験でした。

さて、今回の研修では
色々と学びました。

しかし一番残っている点は
これまで何回も教わってきましたが
急性と慢性の判断についてです。

皮膚病では皮膚をしっかり観察して
紅斑や滲出・びらんや丘疹があれば
急性として優先的に抑えます。

それは例え慢性化している状態でも
部分的に出ていれば
優先して治療します。

それが治まれば
結節や鱗屑や苔癬化した
慢性病の治療になります。

基本的に
急性症状に対しては
六淫弁証・気血津液弁証で
考えます。

慢性症状に対しては
臓腑弁証して長年続く
身体を整えます。

これを基本にして
急性に対しても
臓腑に異常が強いと
臓腑の乱れを考えていきます。

皮膚の写真からどういう状態かを
考える時間がありましたが
的確に判断できる様に
更に研鑽していきたいです。

同じ皮膚をみて
そこから読み取れる情報量の差が
治療効果の差にもなりやすいです。

しっかり食養生して
漢方薬を飲み
スキンケアをしっかり行っていく

細胞は入れ替わっているので
良いことを続けていく先に
良い皮膚が待っていると
思います。