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副鼻腔炎・後鼻漏にカルボシステイン・アンブロキソール・クラリスロマイシンを飲んでも繰り返す理由

副鼻腔炎・後鼻漏にカルボシステイン・アンブロキソール・クラリスロマイシンを飲んでも繰り返す理由

副鼻腔炎・後鼻漏にカルボシステイン・アンブロキソール・クラリスロマイシンを飲んでも繰り返す理由
副鼻腔炎や後鼻漏(こうびろう)のご相談では、
耳鼻科で治療を受けている方がほとんどです。

実際に処方されている薬として多いのが、
・カルボシステイン(去痰剤)
・アンブロキソール(去痰剤)
・クラリスロマイシン(抗生剤)
などです。

急性炎症では、こうした治療が必要なケースも多くあります。

しかし実際の漢方相談では、
「薬を飲んでいる間は少し良い」
「やめると戻る」
「何年も繰り返している」
という方が非常に多く来られます。

なぜ薬を飲んでも副鼻腔炎や後鼻漏を繰り返してしまうのでしょうか。

和ひのき薬局では、
「粘膜の腫れ」が戻っていない
ことが大きく関係していると考えています。

そして今回は、
慢性化した副鼻腔炎・後鼻漏をどのように見ているのか、
実際の漢方相談で感じていることも整理してみたいと思います。


■ なぜ薬を飲んでも副鼻腔炎・後鼻漏を繰り返すのか
結論から言うと、
慢性化している方では、
「粘膜の腫れ」
が続いているケースが非常に多いです。

ここで重要なのは、
急性炎症と慢性炎症では、
見るポイントが変わる
ということです。

急性の副鼻腔炎では、
・細菌感染
・膿
・強い炎症
などが中心になります。

そのため、
抗生剤や去痰剤によって改善するケースも多くあります。

しかし問題は、
そこから慢性化したケースです。

慢性化している方では、
・粘膜が腫れっぱなしになる
・流れが悪くなる
・弱い炎症が続く
・回復しにくくなる
といった状態へ変化していきます。

つまり、
「菌」や「痰」だけを見ていても、
改善しにくくなるのです。


■ 和ひのき薬局では「粘膜の腫れ」をどう見ているのか
和ひのき薬局では、
慢性化した後鼻漏を、
「粘膜のうっ血とむくみ」
という視点で見ています。

うっ血とは、
粘膜の血流が悪くなり、
熱や炎症がこもった状態です。

そのため、
・ヒリヒリする
・熱感がある
・赤みが続く
・違和感が抜けない
といった状態が起こります。

一方でむくみとは、
余分な水分をうまく処理できず、
粘膜が腫れている状態です。

こちらでは、
・ネバネバする
・張り付く
・流れが悪い
・詰まる感じがある
などが起こりやすくなります。

つまり慢性化している方では、
「炎症を抑える」
だけではなく、

・血流
・水分代謝
・回復力
なども含めて整えていく必要があります。


■ 「副鼻腔炎はない」と言われても鼻から見る理由
実際の漢方相談では、
「口から吐き出せる後鼻漏」
の場合、
副鼻腔から起こっているケースが非常に多いと感じています。

そのため、
耳鼻科で「副鼻腔炎はない」と言われていても、
まずは鼻側(副鼻腔)の状態から整理していくことが少なくありません。

これは長年の漢方相談の中で見えてきた、
和ひのき薬局なりの後鼻漏の捉え方です。

特に慢性化している方では、
・篩骨洞(しこつどう)
・蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)
など、
奥の副鼻腔で弱い炎症が続いているケースも多く感じています。

こうしたケースでは、
レントゲンでは分かりにくく、
MRIで偶然見つかることもあります。

しかし実際には、
薬を飲んでも戻る
というケースが少なくありません。

ここにも、
「慢性炎症」
の特徴が出ているように感じています。


■ なぜ「うっ血」と「むくみ」が続いてしまうのか
ここで重要なのは、
「なぜその状態になるのか?」
です。

例えば、
疲労や冷え、
気血の巡り低下によって、
粘膜の血流が悪くなると、
うっ血しやすくなります。

また、
胃腸の弱りや
水分代謝低下によって、
余分な水がさばけなくなると、
粘膜がむくみやすくなります。

実際の漢方相談でも、
・食後に悪化する
・胃もたれがある
・甘い物が多い
・冷たい飲み物をよく飲む
・疲れると悪化する
という方は非常に多いです。

つまり慢性化している方では、
「うっ血しやすい身体」
「むくみやすい身体」
そのものを整えていく必要があります。


■ 去痰剤や抗生剤だけでは変わりにくい部分があります
カルボシステインやアンブロキソールは、
痰を出しやすくする薬です。

クラリスロマイシンは、
炎症や細菌に対して使われます。

急性炎症では必要なケースも多くあります。

しかし慢性化している場合、
「なぜ粘膜が腫れ続けているのか」
ここを見ていかないと、
薬を変えても同じことを繰り返しやすくなります。

実際には、
・胃腸
・冷え
・水分代謝
・疲労
・回復力低下
など、
身体全体の状態が関係しているケースも少なくありません。

ここは、薬だけでは変わりにくい部分です。


■ 慢性炎症では「体質改善」が必要になるケースもあります
長引く副鼻腔炎や後鼻漏では、
急性炎症の治療だけでは改善しにくいケースがあります。

特に慢性化している方では、
・粘膜のうっ血
・粘膜のむくみ
・回復力低下
・身体全体のバランス低下
を一緒に見ていく必要があります。

和ひのき薬局では、
・胃腸の状態
・食生活
・冷え
・疲労状態
・水分代謝
・生活背景
なども含めて整理しています。

「なぜ繰り返しているのか?」
ここを一緒に見直していくことで、

変わっていくケースも少なくありません。


■ ご相談について
後鼻漏や慢性副鼻腔炎では、
「薬を飲んでいるのに戻ってしまう」
という方が非常に多く来られます。

その背景には、
「粘膜のうっ血とむくみ」
が隠れていることがあります。

和ひのき薬局では、
症状だけではなく、
身体全体の状態や生活背景も含めて
一緒に整理しています。

「自分の場合はどうなんだろう?」
そう感じた方は、
一人で抱え込まずにご相談ください。

遠方の方はZOOM相談にも対応しています。


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その背景には、
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こちらの記事で詳しく解説しています。
上咽頭炎が治らない理由|Bスポット治療でも改善しない人に多い3つの要因


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「鼻水の量」だけではなく、
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・ネバネバする
・張り付く
・流れが悪い
・出し切れない

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「粘液の量」と「流れ」の両面から整理した記事はこちらです。
後鼻漏の漢方的な治し方|粘液の「量と流れ」を整える視点