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慢性上咽頭炎・後鼻漏 痰がからむ 空腹で食べる

慢性上咽頭炎・後鼻漏 痰がからむ 空腹で食べる

慢性上咽頭炎・後鼻漏 痰がからむ 空腹で食べる
~胃腸は「空腹」が大切~

漢方では胃腸(≒脾胃)から
気・血・水が作られると考えます。

そのために何を食べるのか?
を重要視しますが
その前に「胃腸(脾胃)の働き」
もポイントとなります。

食欲はあるか?という質問で
3食食べているから「胃腸は問題ない」
と回答される方は多いのですが

食前には空腹で食べているか?
と質問して
お腹は空いてない・時間で食べている
という方は非常に多いです。

満腹で食べる場合と空腹で食べる場合
しっかり消化・吸収できるのは
後者です。

消化吸収できるので(詳細は省きますが)
気血水が生成されます。

つまり

食べた物から気・血・水の生成ができるか?
で日々の『元気』は左右されます。

①食前に空腹感がある(お腹が空いている)こと
②食後に胃のもたれ・だるさ・眠気がないこと

この2つを先ずは意識して
食事の中味・量を加減しましょう。

人と比べずに今の自分の身体の声を聞いて
調整できる様になることが大切です。

お腹が空いていない場合に
一食断食して空腹を感じるまで食べない
という選択が自分でできることは
身体の声を聞けるようにならないと
分からない感覚となります。

運動が健康には必要ですが
疲れている時の運動は逆効果です。

お腹が空いてない状態とは
消化の準備ができてない状態です。

その状態で食べるということは、
疲れている時に運動して余計に
疲れてしまうことと同じ感じなのです。

身体の中で活用されたら栄養ですが
活用されなければどんなにすばらしい栄養素であっても
身体にとってはゴミになるという感じです。

上咽頭炎・後鼻漏で痰が絡む場合は
余分なゴミが鼻・のどに余っている状態と
考えてみて下さい。

身体の状態を理解し
調節できる様にしましょう。

飲食で身体に不調を招くように進むか
元気・健康・治す力向上へ進むか
自分でハンドルを握れる自分作りを
漢方を服用しながらできる様に
なってもらいたいです。

先に先にこの対応ができる様になると
悪くならない状態(良い状態)
を維持できます。

長引く不調でお困りの場合は
①治す力が低下している
②悪い事をして負担をかけている
の二つの視点で症状を抑えるのではなく
『出ない状態を維持できる身体』へ整えて下さい。