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後鼻漏 肺熱による

後鼻漏 肺熱による

後鼻漏が起こる理由について
鼻が原因で起こっているケースは
多いです。

鼻が理由であっても
鼻汁などの違いにより
粘膜の状態に違いが出てくるので
後鼻漏だから◇◇湯と
簡単に漢方薬は決められません。

表題の肺熱の場合ですが
鼻汁は黄色で
粘液性はドロドロの傾向にあり
副鼻腔の痛みや重苦しさが出ます。

また口の渇きを感じることもあります。

これらの状態から鼻に余分な熱があると
判断できて、この状態を肺熱証と言います。

この場合は余分な熱を冷ます漢方薬を使用します。

経過については
段々と鼻汁の色が薄くなり白くなっていき
痛みなども軽くなっていきます。

この時に冷ます作用が胃に負担をかけることがあるので
胃腸の状態を確認しながら
冷ます漢方薬を使用していきます。

後鼻漏が起こっていても
鼻汁や自覚症状により
起こっている理由は違います。

今回は肺熱の場合を書きましたが
しっかり弁証論治を行って
適切な漢方薬を経験豊富な専門家に
選んでもらいましょう。

状態が変化していくと必要な漢方薬も
変わっていきます。

もしも後鼻漏が長引いてお困りの方で
相談を希望される方は
電話か問い合わせから
相談予約をして下さい。

遠方の方はZOOM相談も
行っておりますので
まずは一度ご相談下さいませ。