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後鼻漏の原因とは?副鼻腔炎・上咽頭炎・鼻中隔湾曲・bスポット治療

後鼻漏の原因とは?副鼻腔炎・上咽頭炎・鼻中隔湾曲・bスポット治療

後鼻漏の原因とは?副鼻腔炎・上咽頭炎・鼻中隔湾曲・bスポット治療
後鼻漏が長引いて治らない理由は
ざっくりですが大きく分けると2つあり
①「鼻」と②「のど」で考えていく
必要があります。

鼻が原因になっている場合

慢性の副鼻腔炎が
起こっている場合が
ほとんどです。

特徴としては
朝起きた時に
口から痰を吐き出さない
といられないケースです。

このような場合は、
鼻粘膜の腫れを
解消させることを
大きなポイントとして
考えていきます。

色々なケースがあるので
じっくり話を聞いて
その方に合った最適な方法を
ご提案します。

実際に
鼻粘膜の腫れが起こる状態を
細かく考えていくと、、、、

血流低下(うっ血)
冷え
身体の疲れ
胃腸の弱り
衛気の不足
温める力の低下
など身体に起こっています。

あと構造的に
左右の鼻の真ん中にある骨が
ほとんどの人で
左右どちらかに曲がっていて 

曲がりが大きい人では
鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)
と診断されるケースも多いです。

曲がっているため
片方の鼻腔は狭くなり
鼻詰まりに
とても悩まされやすいです。

実際の店頭では
鼻中隔湾曲症で手術を勧められたケースでも
「手術は絶対に嫌」と漢方相談に来て
漢方で改善して手術の必要が無くなる
というケースも経験あります。



のどが原因の場合

上咽頭など粘膜の炎症や
粘膜の乾燥(潤い不足)を
立て直していく必要があります。

病院の治療として
Bスポット治療を
行っているケースは
当てはまります。

正常粘膜と異なるため
のど粘膜の荒れた状態(炎症・乾燥)を
改善させることがポイントです。

のど粘膜の荒れだけなら
朝の痰の吐きだしはありません。

のどが荒れているので
鼻汁が流れることに
違和感を感じやすく

結果として
後鼻漏で困るようになります。

粘膜の荒れ
が起こる状態を考えてくと、、、

飲食の不摂生
胃腸の弱り
身体全体で疲れ
冷え性
血流低下
など身体に起こっています。


実際の漢方相談においては
①鼻粘膜の腫れ
②のど粘膜の荒れ
両方とも併発している
ケースがとても多いです。

この場合は更にややこしいので
しっかり話を聞いて状態を整理して
鼻とのどの改善を図ります。


<まとめ>
後鼻漏の相談においては
お話を伺って鼻・のど粘膜の状態を推察し
どうして起こっているのか?
漢方的にバランスの乱れを
しっかりと考察していくことが大切です。


耳鼻科で後鼻漏が治らない方と言う方は
後鼻漏の起こっている原因を考えて
根本から変えて下さい。

鼻・のど粘膜の弱い人は
エアコンや空気の乾燥する時期には
風邪もひきやすいです。

風邪・インフルエンザ・コロナを
きっかけにして
後鼻漏が治らなくなったと
ウイルス感染が引き金というケースは
非常に多いです。

長引く後鼻漏は急に起こったのではく
背景に例えば胃腸の弱りや血流低下など
鼻・のどではない身体全体で
長引かせているバランスの乱れが
潜んでいます。

漫然と症状抑えの治療薬を飲んで
改善しないのは根本原因があります。

飲食・睡眠・ストレス・運動など
毎日の生活習慣も見直して
養生も行いましょう。

特に食事はポイントです。

その上で漢方薬を飲みましょう。

症状が出ない身体を維持できた時が
治った状態となります。

そんな視点も大切にして下さい。