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寝ていると熱くなる(火照る)

寝ていると熱くなる(火照る)

アトピーでお困りの方で
最近眠れないという時の理由の一つに
熱くなって目が覚めてしまう場合が
多い気がします。

舌をみたりして陰虚
(熱を冷ます力の低下・潤い不足)も
考えますが、自分で熱をこもらせている
時もあります。

まず、スキンケアについてですが
軟膏・クリームをしっかりと
塗り過ぎて熱をこもらせている
場合があります。

皮膚の表面から熱が逃げないので
自然と身体は熱くなり
目は覚めてしまいます。

そういう理由の場合、ローションを
たっぷり使用して、クリームは
塗っても少しにしましょう。

軟膏はおすすめしません。


他に、布団について
気温の上昇があり、まだ厚手のものを
使っている場合も熱はこもり易いです。

気温の低い時は、熱はこもりませんが
気温が上がってくると
布団が熱をこもらせる原因にもなります。

気候の変わり目で、まだ薄い布団では
寒い時もありますが、
布団も考慮してみて下さい。


あとは、冬は入浴後にすぐに布団に入って
大丈夫でも、気温が上がってくると、
クールダウンしないとお風呂の熱の影響も出て、
熱くなりやすいですね。

湯船の温度も見直してみて下さい。


アトピーの場合、しっかりと眠れないと
体力が低下して、それだけで
皮膚の症状は出やすくなります。

また、症状が出てくるとかゆみから
筋肉に力が自然に入り、体力を低下させます。

つまり、しっかりと睡眠がとれないと
どんどんと悪いパターンに入り
かゆみの改善がしにくい状況に陥ります。

熱くなって目が覚める時には
上記の理由があれば、しっかり見直して下さい。

そして、もしも寝付けなくても
横になっているだけでも
身体は休まるので、早く就寝して下さいね。


アトピー改善には、
身体に合った漢方薬&正しいスキンケア&生活養生
の3本柱が大切です。

症状が悪化してお困りの場合
3本柱を取り入れてみて下さい。


もしも和ひのき薬局に相談したい時には
事前に必ずご予約をお願いします。