ブログ
後鼻漏が治らない|鼻・のど・粘膜の状態を6つの視点から解説
・のどに何か張りついている感じが取れない
・エヘンエヘンとしたくなる
・鼻の治療をしてもスッキリしない
そんな後鼻漏の症状で悩んでいませんか?
後鼻漏(こうびろう)の漢方相談を受けていると、
ここ10年ほどで症状の傾向が変わってきていると感じています。
以前は、副鼻腔炎のような
「鼻の問題」が中心でした。
しかし最近は、
・のどの違和感
・エヘン虫のような症状
・張り付く感じ
・ヒリヒリ感
といった、
上咽頭炎タイプのご相談も増えてきています。
ただ実際には、
鼻だけの問題でも、のどだけの問題でもなく、
両方が重なっているケースがとても多い印象です。
実際の漢方相談では、
後鼻漏の背景として最も多いのは、
鼻・副鼻腔側の問題です。
特に、
・鼻水の量が多い
・粘液が停滞している
・うまく排泄できない
こうした「鼻側の問題」が、
後鼻漏を長引かせているケースを多く見かけます。
一方で、
・上咽頭など「のど側」の問題
・うまく処理できない状態
・感覚が敏感になっている状態
こうしたことが重なって、
後鼻漏が長引いているケースも少なくありません。
そして後鼻漏が長引きやすい(≒治らない)のは、
こうした要因が一つではなく、
いくつも重なっているケースが多いためです。
◆後鼻漏は「鼻水」と「処理の問題」が重なって起きています
ここからは、
ご自身の状態を整理するための
6つの視点(チェックポイント)としてご覧ください。
後鼻漏は、
単純に「鼻水があるから起きる」
というものではありません。
実際には、
・鼻水そのものの問題
・うまく処理できない問題
・のど側の過敏さ
など、いくつかの要因が重なっているケースがほとんどです。
◆まず多いのは「鼻側の問題」です
①鼻水の量が多い状態
・朝起きると、のどにドロッと流れてくる
・口から痰としてよく吐き出す
・下を向くと鼻水が落ちてくることもある
→鼻水そのものの量が増えていて、
のどへ流れ込む量が多くなっている状態です。
②鼻水がねばつく状態
・のどにへばりつく感じがある
・なかなか切れない
・痰がある感じがするのに、すぐに出せない
・朝になると出ることがある
→鼻水の粘度が高く、
スムーズに流れず停滞しています。
作られているのに、
うまく処理できていない状態とも言えます。
③粘膜の動き(線毛)が弱い状態
・いつも何か残っている感じがする
・スッキリしない
→本来ある「運び出す力」が弱くなり、
鼻水がうまく流れず残っている状態です。
作られていても処理しきれず、
違和感として残りやすくなります。
実際の相談でも、
まずこれら(①〜③)を整えていくことで、
大きく変化していく方が多い印象です。
◆「処理」や「感じ方」が関係しているケースもあります
一方で、
鼻水そのものだけでは説明しきれないケースもあります。
実際には、
「うまく飲み込めない」
「感覚が敏感になっている」
など、
のど側の問題が重なっている方も少なくありません。
実際の相談では、
・逆流性食道炎
・咽喉頭逆流症
・咽頭異常感症
などと言われている方も少なくありません。
ただ、病名は違っていても、
・のどに何かある感じ
・エヘンエヘンしたくなる
・張り付く感じ
・ネバつき感
など、
実際の訴えが非常に似ているケースも多くみられます。
その背景には、
・うまく飲み込めない
・のどが敏感になっている
・粘膜が刺激に弱くなっている
など、
「処理」や「感じ方」の問題が重なっていることもあります。
④うまく飲み込めない状態
・のどに溜まっている感じがする
・からんでいる違和感がある
→鼻水をうまく処理できず、
のどに残りやすくなっています。
⑤口の中がネバネバする状態
・唾液がベタつく
・飲み込みにくい
→唾液の状態が影響して、
違和感が強く出ているケースです。
⑥のどが過敏になっている状態
・何もないのに気になる
・ずっと意識してしまう
→実際の状態以上に、
のどの感覚が敏感になっている状態です。
後鼻漏では、
鼻水の量だけでなく、
「どう感じるか」
も症状に大きく関係しています。
◆実際の相談では「混ざっている方」がほとんど
ここまで6つの状態(視点)に整理してきましたが、
実際の漢方相談では、
どれか1つだけというケースは少なく、
「鼻」と「のど」の問題が
重なっている方がほとんどです。
例えば、
・鼻水の量が多い
・ねばつきやすい
・のどが敏感になっている
など、
いくつかの要因が同時に重なっていることも少なくありません。
実際には、
どちらか一方だけでは説明がつかないケースも多く、
お話を伺っていく中で、
少しずつ全体像が見えてくることもよくあります。
例えば、
普段は
「のどの違和感」
が中心の方でも、
疲労や食べ過ぎが続くと、
鼻水の量まで増えて
後鼻漏が悪化することがあります。
逆に、
鼻側の炎症や粘液の状態を整えていくことで、
エヘン虫のような違和感まで
軽くなっていく方も少なくありません。
そのため、
「鼻だけ」
「のどだけ」
と分けて考えるのではなく、
今どこに負担が強く出ているのかを整理しながら、
全体を見ていくことが大切になります。
◆Bスポットでも改善しきらない方が増えています
最近は、
・Bスポット療法を受けている
・一時的には良くなる
・でもまた戻ってしまう
こういったご相談も増えています。
実際には、
・鼻・副鼻腔側の問題
・粘液の質
・粘膜全体の環境
・回復力の低下
などが重なっているケースも少なくありません。
そのため、
上咽頭だけではなく、
「鼻」「粘膜全体」「体の状態」
まで整理していくことが大切になります。
►「上咽頭炎が治らない理由」については、こちらで詳しく解説しています
→上咽頭炎が治らない理由|粘膜が回復できない3つの要因
◆後鼻漏は「粘膜全体の状態」を整えることが大切です
後鼻漏は、
単純に「鼻水を止める」だけでは
改善しきれないケースも少なくありません。
実際には、
・鼻副鼻腔の粘膜
・のど(上咽頭)の粘膜
・口腔内の環境
など、
粘膜全体の状態が関係しています。
例えば、
・鼻水が増えやすい
・ねばつきやすい
・炎症が長引く
・うまく運び出せない
こうした状態が重なることで、
後鼻漏が慢性化しているケースも多くみられます。
そのため実際の相談では、
・余分な鼻水を減らす
・ねばつきを改善する
・粘膜の働きを整える
こうしたことを、
今の状態に合わせながら
一つずつ進めていくことが大切になります。
◆改善は「徐々に変わっていく」ものです
後鼻漏は、
「薬を飲んだらすぐ治る」
というものではありません。
特に、
・年齢を重ねている方
・長く悩んでいる方
・何度も繰り返している方
ほど、
粘膜の状態や回復力が落ちていて、
改善までに時間がかかる傾向があります。
ただ実際には、
・鼻水の量が減る
・のどの違和感が軽くなる
・張り付き感が減る
・症状の出る頻度が減る
このように、
少しずつ変化していくケースが多くみられます。
そして、
「まったくゼロになった」
というよりも、
「気にならない状態が続く」
そうなった時が、
実際には「改善した状態」に近いのではないかと感じています。
◆まとめ
後鼻漏は、
・鼻だけの問題でもない
・のどだけの問題でもない
複数の要因が重なって起きている症状です。
だからこそ、
・自分の状態を整理すること
・鼻とのど、両方を見ること
・体質や生活背景を整えること
これがとても大切になります。
後鼻漏は、
単純に「止める」というより、
今の身体が、
なぜ処理しきれなくなっているのかを
見直していくことも大切なのかもしれません。
◆和ひのき薬局の漢方相談
和ひのき薬局では、
症状だけを見るのではなく、
・鼻水の状態
・のどの違和感
・粘膜の状態
・体質や生活背景
なども含めながら、
今の状態を一緒に整理していきます。
これまでの相談経験から感じているのは、
後鼻漏は、
「どこが悪いか」だけではなく、
「なぜ長引いているのか」
を整理することが大切だということです。
「自分はどのタイプなんだろう?」
そう感じた時点で、
すでに身体からのサインに
気づき始めているのかもしれません。
一人で抱え込まず、
必要なタイミングでご相談ください。
■あわせて読みたい
タイプが見えてきた方は、
次に、「なぜその状態が長引いているのか」
を整理していくことも大切です。
►鼻水の量が多い・出しきれない方へ
「鼻タイプ」の後鼻漏が長引く要因を詳しく解説しています
→副鼻腔炎・鼻炎など「鼻タイプ」の後鼻漏が長引く要因
►後鼻漏を「粘液の量×流れ」から整理した記事はこちら
→後鼻漏の漢方的な治し方|粘液の「量と流れ」を整える視点
・エヘンエヘンとしたくなる
・鼻の治療をしてもスッキリしない
そんな後鼻漏の症状で悩んでいませんか?
後鼻漏(こうびろう)の漢方相談を受けていると、
ここ10年ほどで症状の傾向が変わってきていると感じています。
以前は、副鼻腔炎のような
「鼻の問題」が中心でした。
しかし最近は、
・のどの違和感
・エヘン虫のような症状
・張り付く感じ
・ヒリヒリ感
といった、
上咽頭炎タイプのご相談も増えてきています。
ただ実際には、
鼻だけの問題でも、のどだけの問題でもなく、
両方が重なっているケースがとても多い印象です。
実際の漢方相談では、
後鼻漏の背景として最も多いのは、
鼻・副鼻腔側の問題です。
特に、
・鼻水の量が多い
・粘液が停滞している
・うまく排泄できない
こうした「鼻側の問題」が、
後鼻漏を長引かせているケースを多く見かけます。
一方で、
・上咽頭など「のど側」の問題
・うまく処理できない状態
・感覚が敏感になっている状態
こうしたことが重なって、
後鼻漏が長引いているケースも少なくありません。
そして後鼻漏が長引きやすい(≒治らない)のは、
こうした要因が一つではなく、
いくつも重なっているケースが多いためです。
◆後鼻漏は「鼻水」と「処理の問題」が重なって起きています
ここからは、
ご自身の状態を整理するための
6つの視点(チェックポイント)としてご覧ください。
後鼻漏は、
単純に「鼻水があるから起きる」
というものではありません。
実際には、
・鼻水そのものの問題
・うまく処理できない問題
・のど側の過敏さ
など、いくつかの要因が重なっているケースがほとんどです。
◆まず多いのは「鼻側の問題」です
①鼻水の量が多い状態
・朝起きると、のどにドロッと流れてくる
・口から痰としてよく吐き出す
・下を向くと鼻水が落ちてくることもある
→鼻水そのものの量が増えていて、
のどへ流れ込む量が多くなっている状態です。
②鼻水がねばつく状態
・のどにへばりつく感じがある
・なかなか切れない
・痰がある感じがするのに、すぐに出せない
・朝になると出ることがある
→鼻水の粘度が高く、
スムーズに流れず停滞しています。
作られているのに、
うまく処理できていない状態とも言えます。
③粘膜の動き(線毛)が弱い状態
・いつも何か残っている感じがする
・スッキリしない
→本来ある「運び出す力」が弱くなり、
鼻水がうまく流れず残っている状態です。
作られていても処理しきれず、
違和感として残りやすくなります。
実際の相談でも、
まずこれら(①〜③)を整えていくことで、
大きく変化していく方が多い印象です。
◆「処理」や「感じ方」が関係しているケースもあります
一方で、
鼻水そのものだけでは説明しきれないケースもあります。
実際には、
「うまく飲み込めない」
「感覚が敏感になっている」
など、
のど側の問題が重なっている方も少なくありません。
実際の相談では、
・逆流性食道炎
・咽喉頭逆流症
・咽頭異常感症
などと言われている方も少なくありません。
ただ、病名は違っていても、
・のどに何かある感じ
・エヘンエヘンしたくなる
・張り付く感じ
・ネバつき感
など、
実際の訴えが非常に似ているケースも多くみられます。
その背景には、
・うまく飲み込めない
・のどが敏感になっている
・粘膜が刺激に弱くなっている
など、
「処理」や「感じ方」の問題が重なっていることもあります。
④うまく飲み込めない状態
・のどに溜まっている感じがする
・からんでいる違和感がある
→鼻水をうまく処理できず、
のどに残りやすくなっています。
⑤口の中がネバネバする状態
・唾液がベタつく
・飲み込みにくい
→唾液の状態が影響して、
違和感が強く出ているケースです。
⑥のどが過敏になっている状態
・何もないのに気になる
・ずっと意識してしまう
→実際の状態以上に、
のどの感覚が敏感になっている状態です。
後鼻漏では、
鼻水の量だけでなく、
「どう感じるか」
も症状に大きく関係しています。
◆実際の相談では「混ざっている方」がほとんど
ここまで6つの状態(視点)に整理してきましたが、
実際の漢方相談では、
どれか1つだけというケースは少なく、
「鼻」と「のど」の問題が
重なっている方がほとんどです。
例えば、
・鼻水の量が多い
・ねばつきやすい
・のどが敏感になっている
など、
いくつかの要因が同時に重なっていることも少なくありません。
実際には、
どちらか一方だけでは説明がつかないケースも多く、
お話を伺っていく中で、
少しずつ全体像が見えてくることもよくあります。
例えば、
普段は
「のどの違和感」
が中心の方でも、
疲労や食べ過ぎが続くと、
鼻水の量まで増えて
後鼻漏が悪化することがあります。
逆に、
鼻側の炎症や粘液の状態を整えていくことで、
エヘン虫のような違和感まで
軽くなっていく方も少なくありません。
そのため、
「鼻だけ」
「のどだけ」
と分けて考えるのではなく、
今どこに負担が強く出ているのかを整理しながら、
全体を見ていくことが大切になります。
◆Bスポットでも改善しきらない方が増えています
最近は、
・Bスポット療法を受けている
・一時的には良くなる
・でもまた戻ってしまう
こういったご相談も増えています。
実際には、
・鼻・副鼻腔側の問題
・粘液の質
・粘膜全体の環境
・回復力の低下
などが重なっているケースも少なくありません。
そのため、
上咽頭だけではなく、
「鼻」「粘膜全体」「体の状態」
まで整理していくことが大切になります。
►「上咽頭炎が治らない理由」については、こちらで詳しく解説しています
→上咽頭炎が治らない理由|粘膜が回復できない3つの要因
◆後鼻漏は「粘膜全体の状態」を整えることが大切です
後鼻漏は、
単純に「鼻水を止める」だけでは
改善しきれないケースも少なくありません。
実際には、
・鼻副鼻腔の粘膜
・のど(上咽頭)の粘膜
・口腔内の環境
など、
粘膜全体の状態が関係しています。
例えば、
・鼻水が増えやすい
・ねばつきやすい
・炎症が長引く
・うまく運び出せない
こうした状態が重なることで、
後鼻漏が慢性化しているケースも多くみられます。
そのため実際の相談では、
・余分な鼻水を減らす
・ねばつきを改善する
・粘膜の働きを整える
こうしたことを、
今の状態に合わせながら
一つずつ進めていくことが大切になります。
◆改善は「徐々に変わっていく」ものです
後鼻漏は、
「薬を飲んだらすぐ治る」
というものではありません。
特に、
・年齢を重ねている方
・長く悩んでいる方
・何度も繰り返している方
ほど、
粘膜の状態や回復力が落ちていて、
改善までに時間がかかる傾向があります。
ただ実際には、
・鼻水の量が減る
・のどの違和感が軽くなる
・張り付き感が減る
・症状の出る頻度が減る
このように、
少しずつ変化していくケースが多くみられます。
そして、
「まったくゼロになった」
というよりも、
「気にならない状態が続く」
そうなった時が、
実際には「改善した状態」に近いのではないかと感じています。
◆まとめ
後鼻漏は、
・鼻だけの問題でもない
・のどだけの問題でもない
複数の要因が重なって起きている症状です。
だからこそ、
・自分の状態を整理すること
・鼻とのど、両方を見ること
・体質や生活背景を整えること
これがとても大切になります。
後鼻漏は、
単純に「止める」というより、
今の身体が、
なぜ処理しきれなくなっているのかを
見直していくことも大切なのかもしれません。
◆和ひのき薬局の漢方相談
和ひのき薬局では、
症状だけを見るのではなく、
・鼻水の状態
・のどの違和感
・粘膜の状態
・体質や生活背景
なども含めながら、
今の状態を一緒に整理していきます。
これまでの相談経験から感じているのは、
後鼻漏は、
「どこが悪いか」だけではなく、
「なぜ長引いているのか」
を整理することが大切だということです。
「自分はどのタイプなんだろう?」
そう感じた時点で、
すでに身体からのサインに
気づき始めているのかもしれません。
一人で抱え込まず、
必要なタイミングでご相談ください。
■あわせて読みたい
タイプが見えてきた方は、
次に、「なぜその状態が長引いているのか」
を整理していくことも大切です。
►鼻水の量が多い・出しきれない方へ
「鼻タイプ」の後鼻漏が長引く要因を詳しく解説しています
→副鼻腔炎・鼻炎など「鼻タイプ」の後鼻漏が長引く要因
►後鼻漏を「粘液の量×流れ」から整理した記事はこちら
→後鼻漏の漢方的な治し方|粘液の「量と流れ」を整える視点




