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食べた物が薬(皮膚の栄養)になるのか毒(湿疹)になるのか

食べた物が薬(皮膚の栄養)になるのか毒(湿疹)になるのか

アトピーが出ている皮膚は、
潤い不足でバリア力の落ちた
ドライスキンです。

正常な皮膚と比べたら弱いので
強化するためには、良い材料を補充して
急性段階後の慢性段階に
修復していく必要があります。

(急性段階は皮膚の炎症を消す事、
慢性段階は皮膚の修復・強化がメインです。)

そんな弱っている皮膚は、
食事の全体のバランスに注意して、
補強する必要があります。

 

この時に大事なポイントとしては、
①良く噛んで食べる、
②腹七分目、
③冷たいモノを控える、となります。



良く噛んで食べる必要があるのは、
効率よく消化吸収を行って、必要な栄養を吸収した後には、
栄養にならない不要なモノは確実にゴミとして
排泄させる様にしておきたいです。

だから、消化をできるだけ楽に行える様に、
良く噛んで食べることは大切になります。

皮膚はタンパク質ですが、
食べ物で摂取したタンパク質は、
活用されなければ、異物としてアレルギー反応も
起こしやすくなりますよ。

 

そして腹七分目ですが、食べる量が多ければ、
消化に時間がかかり、必要な栄養素が増えますが、
同時にゴミが出やすくなりますので、
もう少し食べたい位で満足できる様に習慣を変えたいものです。

入れないことが重要ですね。

 

そして、冷たいモノを控えるですが、
胃腸の消化は酵素が行っています。

酵素は37度が一番働いてくれるので、
冷やさない様にして消化を高めた方が良いですよ。

 

という事で、今現在アトピーやニキビでお困りの方は、
皮膚にゴミが溜まりやすい状況を改善するために、
①今までよりもゴミを入れないようにする事&
②ゴミが出来にくい様にする事  が必須です。


今回は、口にした物からいかにゴミを出さないか
という課題について、
上記の3つのポイントを養生として
習慣にしてもらえればと思います。