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後鼻漏 身体の取扱い説明書の有無

後鼻漏 身体の取扱い説明書の有無

2019.12.23

後鼻漏の相談で昨年より
漢方を継続している
50代男性

はじめと比べると
臭いが分かる様になった
朝の痰が減少
日中の後鼻漏がないなど
症状はかなり改善しています。

最初は、副鼻腔に溜まっている
黄色のドロドロした鼻汁を減らす事を
中心に漢方を飲んでもらっていました。
(=ゴミを減らす)

しかし最近は、脾と肺の強化をメインに
根膜強化を行ってもらっています。
(=ゴミが溜まらない身体作り)


そんな中12月になり仕事が忙しくて
飲み会や外食が相当
増えてしまったそうです。

すると鼻の症状も悪化して
ドロッとした鼻汁がのどに落ちる様になった
そうです。

しかし漢方を自己調節してもらい
処置できる様になっているので
軽く済んで戻せています。

後鼻漏は、基本飲食が問題で
食養生と胃腸の強化が大切です。

この方の場合、悪くなる前には
便通が悪くなることも判明しており
ご自分の身体の取扱い方を
分かってもらっています。

自分で悪化理由が分かるか分からないか
ここが大事でポイントです。

ここが分かっていると
事前にも事後にも対策が
自分で立てられます。

症状が出ていた時の
自分の体質と食習慣が変われば、
自然に不調は出にくくなります。

どうしても養生できない時はあるので
たとえ悪化してもひどくさせない様に
早く戻る様に自己制御したいですね。

身体の取扱い方を早く理解できるかも
慢性化してしまった後鼻漏で
悩んでいる方の場合はポイントですよ!


単に漢方を飲むだけでなく
自分の身体の傾向(どうすると悪化するか)を
理解してもらう事も
和ひのき薬局では大切にしています。

そして食養生をストレスに感じないで
楽しく好きになってもらいます。