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副鼻腔炎・後鼻漏|「水分をしっかり飲む」を見直した60代女性の症例
「水分は、しっかり摂った方が身体にいい」
そう思って、のどが渇いていなくても
意識して水を飲んでいる方がいらっしゃいます。
もちろん、水分は身体に必要です。
暑い時期や汗をたくさんかく時には、
水分補給が大切になります。
ただ、漢方相談で身体や生活について詳しく伺っていると、
良かれと思って続けていたことが、
今の身体には合っていなかった
ということがあります。
今回ご紹介するのは、
副鼻腔炎と後鼻漏でご相談に来られた60代女性です。
この方の場合、改善の手がかりの一つになったのが、
毎日の「水分の摂り方」でした。
■副鼻腔炎・後鼻漏でお悩みだった60代女性
60代女性。
副鼻腔炎と後鼻漏でご相談に来られました。
漢方相談では、鼻やのどの症状だけではなく、
食事や睡眠、普段の生活、服用している薬などについても伺います。
その中で一つ気になったのが、
「水分はしっかり飲むようにしています」
というお話でした。
詳しく伺うと、
この方はエクセグラン(抗てんかん薬)を服用されていました。
エクセグランでは発汗が少なくなることがあり、
暑い時期には体温上昇に注意が必要です。
そのため、この方も夏場の熱中症予防として、
水分をしっかり摂るように指導を受けていたそうです。
ここには、きちんと理由があります。
ただ、さらにお話を聞いていくと、
「水分は多い方が身体にいい」
という意識が強くなり、
のどが渇いていなくても水を飲むことが習慣になっていました。
■気になったのは「水分」ではなく、その摂り方でした
ここで、
「後鼻漏があるから、水分を減らしましょう」
と考えたわけではありません。
服用している薬との関係もありますし、
季節や発汗量によって必要な水分量も変わります。
気になったのは、
必要だから飲んでいる水分と、
習慣として飲んでいる水分が一緒になっていたこと
でした。
身体のためにやっていることなので、
ご本人も特に疑問には思っていませんでした。
でも、身体の状態と普段の生活を一緒に見た時に、
「この水分の摂り方は、今の身体に合っているのかな?」
という視点が出てきました。
■「湿ったタオル」の例えで水分と冷えの関係を説明しました
この方には、水分と冷えについてこんな話をしました。
乾いたタオルと、湿ったタオル。
この2本を冷蔵庫に入れたら、
どちらが冷えの影響を受けやすいでしょうか。
湿ったタオルです。
身体も同じように、余分な水を抱えている状態では、
冷えの影響を受けやすくなると中医学では考えます。
また、
胃腸で水分をうまく処理できず余分な水が残ると、
鼻水や痰などの形で現れることがあります。
この方の身体の状態と
普段の水分の摂り方を合わせて考えると、
水分を摂れば摂るほど良い状態ではないのではないか
と考えました。
この説明をすると、ご本人も、
「身体に良いと思って、必要以上に飲んでいたかもしれない」
と気づかれました。
■「水分を飲まない」ではなく、やりすぎていた部分を見直す
もちろん、水分を飲まないようにしたわけではありません。
また、
服用している薬との関係で水分摂取について指示を受けている場合に、
自己判断で水分を制限するということでもありません。
この方の場合は、必要な水分は摂りながら、
のどが渇いていないのに「身体に良いから」と
習慣的に飲んでいた部分を見直していただきました。
水分そのものが良い、悪いということではありません。
大切なのは、
今の自分の身体に合った摂り方になっているか
ということです。
■漢方と水分の見直しで副鼻腔炎・後鼻漏も徐々に落ち着きました
水分の摂り方を見直しながら、
身体の状態に合わせた漢方も続けていただきました。
その後、副鼻腔炎や後鼻漏の症状も徐々に落ち着いていきました。
その中で印象に残っているのが、
「やりすぎていたことに気づけたのが大きかったです」
という言葉です。
新しく何か特別なことを始めたわけではありません。
身体に良いと思って続けていた習慣を、
「今の自分にも合っているかな?」
と見直した。
それが、この方にとって一つの改善のきっかけになりました。
■後鼻漏だから水分を減らせばよいわけではありません
今回の症例だけを見ると、
「後鼻漏なら水分を減らせばいいの?」
と思われるかもしれません。
そうではありません。
水分が必要な方もいますし、
季節や発汗量、服用している薬、
身体の状態によっても違います。
また、後鼻漏が長引く原因が水分とは限りません。
今回の方にとっては、
いくつもある生活習慣の中で
「水分の摂り方」が一つの手がかりになったということです。
後鼻漏と水分摂取の関係や、
どのような状態で「余分な水」の影響を考えるのかについては、
こちらの記事に詳しくまとめています。
→後鼻漏と水分摂取|「飲みすぎ」が長引く要因になることがあります
■良い習慣でも「今の身体に合っているか」を見る
漢方相談をしていると、
「身体に良いから続けています」
というお話を伺うことがあります。
水分だけではありません。
食べ物でも、運動でも、健康のために続けている習慣でも同じです。
身体に良いと言われていることでも、
すべての人に、いつでも同じように合うとは限りません。
今回の方にも、水分をしっかり摂るようになった理由がありました。
だから、
その習慣を単純に「良い・悪い」で判断するのではなく、
なぜそうしているのか。
今の身体はどうなっているのか。
そのうえで、今の身体に合っているのか。
そこまで見ていくことが大切だと考えています。
副鼻腔炎や後鼻漏という同じ症状でも、
長引いている背景は一人ひとり違います。
症状だけを追いかけるのではなく、
その方の身体や毎日の生活を一緒に見ていくと、
思いがけないところに改善の手がかりが見つかることがあります。
■副鼻腔炎・後鼻漏でお悩みの方へ
後鼻漏がなかなか改善しないと
「何をすれば良くなるんだろう」と、
新しく何かを足したくなることがあります。
でも、ときには足すことよりも、
今まで良いと思って続けてきたことを、一度見直してみる。
そこから変化が始まることもあります。
今回の方では、それが水分の摂り方でした。
和ひのき薬局では、鼻やのどの症状だけでなく、
食事や睡眠、生活習慣、服用している薬なども伺いながら、
症状が長引いている背景を一緒に整理していきます。
副鼻腔炎や後鼻漏が長引き、
何を見直したらよいのか分からない方は、
公式LINEまたはお電話からご予約ください。
そう思って、のどが渇いていなくても
意識して水を飲んでいる方がいらっしゃいます。
もちろん、水分は身体に必要です。
暑い時期や汗をたくさんかく時には、
水分補給が大切になります。
ただ、漢方相談で身体や生活について詳しく伺っていると、
良かれと思って続けていたことが、
今の身体には合っていなかった
ということがあります。
今回ご紹介するのは、
副鼻腔炎と後鼻漏でご相談に来られた60代女性です。
この方の場合、改善の手がかりの一つになったのが、
毎日の「水分の摂り方」でした。
■副鼻腔炎・後鼻漏でお悩みだった60代女性
60代女性。
副鼻腔炎と後鼻漏でご相談に来られました。
漢方相談では、鼻やのどの症状だけではなく、
食事や睡眠、普段の生活、服用している薬などについても伺います。
その中で一つ気になったのが、
「水分はしっかり飲むようにしています」
というお話でした。
詳しく伺うと、
この方はエクセグラン(抗てんかん薬)を服用されていました。
エクセグランでは発汗が少なくなることがあり、
暑い時期には体温上昇に注意が必要です。
そのため、この方も夏場の熱中症予防として、
水分をしっかり摂るように指導を受けていたそうです。
ここには、きちんと理由があります。
ただ、さらにお話を聞いていくと、
「水分は多い方が身体にいい」
という意識が強くなり、
のどが渇いていなくても水を飲むことが習慣になっていました。
■気になったのは「水分」ではなく、その摂り方でした
ここで、
「後鼻漏があるから、水分を減らしましょう」
と考えたわけではありません。
服用している薬との関係もありますし、
季節や発汗量によって必要な水分量も変わります。
気になったのは、
必要だから飲んでいる水分と、
習慣として飲んでいる水分が一緒になっていたこと
でした。
身体のためにやっていることなので、
ご本人も特に疑問には思っていませんでした。
でも、身体の状態と普段の生活を一緒に見た時に、
「この水分の摂り方は、今の身体に合っているのかな?」
という視点が出てきました。
■「湿ったタオル」の例えで水分と冷えの関係を説明しました
この方には、水分と冷えについてこんな話をしました。
乾いたタオルと、湿ったタオル。
この2本を冷蔵庫に入れたら、
どちらが冷えの影響を受けやすいでしょうか。
湿ったタオルです。
身体も同じように、余分な水を抱えている状態では、
冷えの影響を受けやすくなると中医学では考えます。
また、
胃腸で水分をうまく処理できず余分な水が残ると、
鼻水や痰などの形で現れることがあります。
この方の身体の状態と
普段の水分の摂り方を合わせて考えると、
水分を摂れば摂るほど良い状態ではないのではないか
と考えました。
この説明をすると、ご本人も、
「身体に良いと思って、必要以上に飲んでいたかもしれない」
と気づかれました。
■「水分を飲まない」ではなく、やりすぎていた部分を見直す
もちろん、水分を飲まないようにしたわけではありません。
また、
服用している薬との関係で水分摂取について指示を受けている場合に、
自己判断で水分を制限するということでもありません。
この方の場合は、必要な水分は摂りながら、
のどが渇いていないのに「身体に良いから」と
習慣的に飲んでいた部分を見直していただきました。
水分そのものが良い、悪いということではありません。
大切なのは、
今の自分の身体に合った摂り方になっているか
ということです。
■漢方と水分の見直しで副鼻腔炎・後鼻漏も徐々に落ち着きました
水分の摂り方を見直しながら、
身体の状態に合わせた漢方も続けていただきました。
その後、副鼻腔炎や後鼻漏の症状も徐々に落ち着いていきました。
その中で印象に残っているのが、
「やりすぎていたことに気づけたのが大きかったです」
という言葉です。
新しく何か特別なことを始めたわけではありません。
身体に良いと思って続けていた習慣を、
「今の自分にも合っているかな?」
と見直した。
それが、この方にとって一つの改善のきっかけになりました。
■後鼻漏だから水分を減らせばよいわけではありません
今回の症例だけを見ると、
「後鼻漏なら水分を減らせばいいの?」
と思われるかもしれません。
そうではありません。
水分が必要な方もいますし、
季節や発汗量、服用している薬、
身体の状態によっても違います。
また、後鼻漏が長引く原因が水分とは限りません。
今回の方にとっては、
いくつもある生活習慣の中で
「水分の摂り方」が一つの手がかりになったということです。
後鼻漏と水分摂取の関係や、
どのような状態で「余分な水」の影響を考えるのかについては、
こちらの記事に詳しくまとめています。
→後鼻漏と水分摂取|「飲みすぎ」が長引く要因になることがあります
■良い習慣でも「今の身体に合っているか」を見る
漢方相談をしていると、
「身体に良いから続けています」
というお話を伺うことがあります。
水分だけではありません。
食べ物でも、運動でも、健康のために続けている習慣でも同じです。
身体に良いと言われていることでも、
すべての人に、いつでも同じように合うとは限りません。
今回の方にも、水分をしっかり摂るようになった理由がありました。
だから、
その習慣を単純に「良い・悪い」で判断するのではなく、
なぜそうしているのか。
今の身体はどうなっているのか。
そのうえで、今の身体に合っているのか。
そこまで見ていくことが大切だと考えています。
副鼻腔炎や後鼻漏という同じ症状でも、
長引いている背景は一人ひとり違います。
症状だけを追いかけるのではなく、
その方の身体や毎日の生活を一緒に見ていくと、
思いがけないところに改善の手がかりが見つかることがあります。
■副鼻腔炎・後鼻漏でお悩みの方へ
後鼻漏がなかなか改善しないと
「何をすれば良くなるんだろう」と、
新しく何かを足したくなることがあります。
でも、ときには足すことよりも、
今まで良いと思って続けてきたことを、一度見直してみる。
そこから変化が始まることもあります。
今回の方では、それが水分の摂り方でした。
和ひのき薬局では、鼻やのどの症状だけでなく、
食事や睡眠、生活習慣、服用している薬なども伺いながら、
症状が長引いている背景を一緒に整理していきます。
副鼻腔炎や後鼻漏が長引き、
何を見直したらよいのか分からない方は、
公式LINEまたはお電話からご予約ください。




