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口臭が気になり舌苔が厚い人の後鼻漏相談|漢方ではどう考える?
「口臭が気になって仕方がない」
「舌を見ると、白い舌苔がべっとりついている」
「歯を磨いても、しばらくすると口の中がネバネバする」
さらに、鼻水が喉に流れる後鼻漏も続いている。
「もしかして、この後鼻漏が口臭の原因なのでは?」
このようなご相談があります。
歯科では特に問題を指摘されていない。
副鼻腔炎や後鼻漏の治療を続け、鼻うがいなどもしている。
以前より後鼻漏は減ってきたけれど、
透明で粘っこいものがまだ残っている。
そして何より気になっているのが、口臭と舌苔です。
相談の中で、
「同じような症状の人は多いですか?」
と聞かれることもあります。
実際、後鼻漏の相談では、
・口臭が気になる
・舌苔が厚い
・口の中がネバネバする
・口が乾燥する
といった症状が一緒に気になっている方がいらっしゃいます。
では、
後鼻漏があるから口臭がするのでしょうか?
私は、そう単純には考えません。
こうした相談で特に気になるのは、
「口は乾燥しているのに、ネバネバする」
という、一見すると矛盾しているような状態です。
実はここに、口臭・舌苔・後鼻漏を一緒に考えていく大切なヒントがあります。
■後鼻漏があるから口臭がするとは限りません
後鼻漏があり、同時に口臭も気になると、
「喉に流れている鼻水が口臭の原因なのでは?」
と思われるかもしれません。
もちろん、鼻や喉の状態が口腔内の環境に影響することはあります。
ただ、
「後鼻漏がある=それが口臭の原因」
とは決めつけません。
漢方相談では、
・舌苔の色や厚さ
・口の乾燥やネバつき
・後鼻漏の量や粘り
・鼻や喉の炎症
・胃腸の状態
・便通
・食事の内容や量
・空腹感
・睡眠
・冷え
なども確認します。
「口臭の相談なのに、そんなことまで聞くの?」
と思われるかもしれません。
でも、知りたいのは、
「口臭の原因は何か?」だけではなく、
なぜこの人の身体に口臭・舌苔・後鼻漏が一緒に起きているのか?
ということです。
症状を一つずつ切り離すのではなく、
その人の身体で起きていることをつなげて考えていきます。
■気になるのは「乾燥しているのにネバネバする」状態
「口が乾く」
と聞けば、身体の潤いが不足していることを考えます。
ところが、
・舌苔がべっとりと厚い
・口の中がネバネバする
・透明でも粘りのある後鼻漏がある
という状態が一緒に見られることがあります。
中医学では、厚い舌苔やネバつきがある場合、
身体に余分な水分などが停滞した
「痰湿(たんしつ)」という状態を考えます。
つまり、
必要な潤いは足りない
でも、余分な痰湿はある
という状態です。
「乾燥しているのに、余分な水分があるの?」
と不思議に感じるかもしれません。
でも、身体に必要な潤いと、
うまく処理できずに残っている余分な痰湿は
同じものではありません。
漢方相談をしていると、
足りないものがある一方で、余分なものもある
という状態はあります。
だから、
「乾燥しているから潤せばいい」
「後鼻漏があるから痰を取ればいい」
と、一方向だけから身体を見ないことが大切です。
■舌苔が黄色っぽい時は炎症も考えます
舌苔は、厚さだけではなく色も見ます。
白い舌苔が厚くついている場合と、
黄色味を帯びている場合では、
身体を見る時の情報も変わります。
黄色味があり、鼻や喉の炎症を繰り返しているような場合には、
「熱」や炎症がないかも考えます。
例えば、
「風邪を引く時は、ゾクゾクと寒気がするより、
喉の痛みから始まることが多い」
ということも、身体を見る一つの情報になります。
また、鼻や喉で慢性的な炎症が続いていると、
粘膜の乾燥が進みやすくなることもあります。
そのため、
炎症がある
潤いも不足している
痰湿もある
という状態が同時に存在することもあります。
ここでも大切なのは、
「舌苔が黄色いから○○」
と一つだけで判断するのではなく、
他の症状や生活の状態も含めて考えることです。
■乾燥していても、最初から潤すとは限りません
口や喉の潤いが不足している場合、
中医学では「補陰(ほいん)」といって、
身体に必要な潤いを補うことを考えます。
一方で、
厚い舌苔、口のネバつき、粘っこい後鼻漏などが目立つ場合には、
余分な痰湿をさばく「去痰(きょたん)」も考えます。
さらに炎症や熱があれば、
「清熱(せいねつ)」も必要になります。
では、
補陰・去痰・清熱のどれを先にすればいいのでしょうか?
これは、その人の身体の状態によって変わります。
例えば、乾燥があっても、
痰湿や炎症といった余分なものが強く残っていると判断すれば、
最初は去痰や清熱を優先することがあります。
逆に、潤い不足が強ければ、補陰を重視することもあります。
だから、
「口が乾くから、この漢方」
「後鼻漏だから、この漢方」
「口臭だから、この漢方」
とは考えません。
同じ症状でも、身体の状態が違えば、
最初にどこから整えるかも変わります。
■目指すのは「潤いを作れて、余分な痰湿を作らない身体」
補陰から始めるのか。
去痰から始めるのか。
清熱も必要なのか。
入口は、その人によって違います。
でも、最終的に目指しているところは同じです。
それは、
必要な潤いを自分の身体で作れること。
そして、
余分な痰湿を作りにくい身体になること
です。
足りない潤いを、ずっと外から補い続けるだけでもない。
できてしまった痰湿を、ずっと取り続けるだけでもない。
身体そのものが、必要なものを作り、
余分なものをため込みにくくなる。
そんな身体を目指していきます。
そのために、
とても大切だと考えているのが、
胃腸です。
■潤いを作るにも、痰湿を作らないためにも胃腸が大切
中医学では、胃腸の働きを担う「脾胃」をとても大切にします。
食べたものから身体に必要な気や血などを作るため、
「脾は気血生化の源」
と考えます。
一方で、脾胃の働きが弱り、
食べたものや水分をうまく処理できなくなると、
余分な痰湿を生みやすくなると考えます。
そのため、
「脾は生痰の源」
とも言われます。
ここが、今回のような状態を考えるうえでとても大切です。
口や喉に必要な潤いを作れる身体にする
余分な痰湿を作らない身体にする
一見すると逆方向に見える二つですが、
どちらを考えても、胃腸をいたわることにつながります。
だから、補陰から始めても、
去痰から始めても、
最終的に目指している身体は同じだと考えています。
■口臭の相談でも、食事や「空腹感」を聞きます
だから、口臭や後鼻漏の相談でも食事について詳しく聞きます。
「健康的なものを食べています」
という方でも、内容を聞いてみると、
その人の胃腸にとって消化の負担が大きくなっていることがあります。
健康に良いものでも、
今の自分の胃腸がきちんと処理できているか
は別の話です。
また、相談でよく気にするのが葉野菜の量です。
葉野菜が少ない方には、食事の中で増やしてもらうことがあります。
身体に余分な熱や痰湿があると考える方では、
葉野菜を取り入れることも大切にしている食養生の一つです。
そして、もう一つ確認したいのが、
「ちゃんとお腹が空いてから食べていますか?」
ということです。
時間になったから食べる。
健康のために食べる。
タンパク質を取らなければと思って食べる。
食事内容だけを見ると健康的に見えても、
胃腸が疲れていて空腹感が出ていないことがあります。
そんな方では、
自然に「お腹が空いた」と感じられる身体に戻していくこと
も大切だと考えています。
■だから漢方だけでなく食養生が必須だと考えています
漢方で痰湿をさばく
炎症や熱を抑える
不足している潤いを補う
もちろん、それも大切です。
でも、漢方で痰湿をさばいている一方で、
毎日の生活で痰湿を作り続けていたら、
なかなか身体は変わっていきません。
反対に、潤いを補っていても、
自分の身体で必要な潤いを作れる状態になっていかなければ、
ずっと補い続けることになります。
だから目指したいのは、
必要な潤いを作れる身体
余分な痰湿を作らない身体。
その土台となる胃腸をいたわるためにも、
毎日の食養生は欠かせないと考えています。
ただ、
「この食べ物を食べれば後鼻漏が治る」
という話ではありません。
その人の身体や食生活を見ながら、
何を増やし、何を減らし、
どんな食べ方に変えていくのかを考えることが大切です。
後鼻漏と食事の関係は人によって違います。
普段の食事で見直したい食べ物については、こちらにまとめています。
→後鼻漏が悪化する食べ物5選|食事で悪化する人の共通点と整え方
■食養生は「伝えて終わり」ではありません
食養生が大切だからといって、
「葉野菜を食べてください」
「間食を減らしてください」
「食べ過ぎないでください」
と伝えて終わりではありません。
知識として分かっていることと、
実際に生活の中で続けられることは違います。
仕事もある。
家族との生活もある。
長年続けてきた食習慣もあります。
いきなり全部変えようとしても、
続かないことがあります。
だから、その人の生活を聞きながら、
「これならできそう」
というところを一緒に探していきます。
まず一つやってみる。
続けられたら、そのまま続ける。
身体の変化を一緒に確認しながら、次にできそうなことを考える。
漢方を選ぶことと同じくらい、
その人が少しずつ行動を変えていけるようにサポートすること
も大切だと考えています。
症状だけでなく、食事や睡眠、生活習慣まで
詳しくお聞きするのは、
その人の身体全体を見ながら一緒に整えていきたいからです。
和ひのき薬局が漢方相談で大切にしていることや、
初回相談に約60分かけている理由については、
こちらの記事にまとめています。
→和ひのき薬局が漢方相談で大切にしていること
■口臭・舌苔・後鼻漏が一緒に気になっている方へ
「口臭が気になって、人と話す時にも意識してしまう」
「舌苔がべっとりついている」
「歯を磨いても口の中がネバネバする」
「口は乾燥する」
「後鼻漏もなかなかなくならない」
こうした症状が重なっている方から相談を受けることはあります。
ただし、
同じような症状があるからといって、
身体の状態まで同じとは限りません。
口臭だけを見るのでもない。
舌苔だけを見るのでもない。
後鼻漏だけを見るのでもない。
大切にしているのは、
「なぜ今、この人の身体にこれらの症状が一緒に起きているのだろう?」
と考えることです。
長く鼻の治療を続けている。
歯科でも診てもらった。
鼻うがいなど、自分でもいろいろ試してきた。
それでも口臭や舌苔、後鼻漏が気になっている。
そんな時は、鼻や口だけではなく、
一度身体全体から状態を整理してみることも一つだと思います。
和ひのき薬局では、今出ている症状だけでなく、
食事、胃腸の状態、睡眠、生活習慣なども含めてお話を伺います。
そして、その方の身体の状態に合わせた漢方を考えるとともに、
食養生や生活の中で実際に取り組めることを一緒に考えていきます。
漢方相談は予約制です。
初回は約60分かけてお話を伺っています。
「自分の場合は、どういう状態なんだろう?」
とお悩みでしたら、公式LINEまたはお電話からご予約ください。
「舌を見ると、白い舌苔がべっとりついている」
「歯を磨いても、しばらくすると口の中がネバネバする」
さらに、鼻水が喉に流れる後鼻漏も続いている。
「もしかして、この後鼻漏が口臭の原因なのでは?」
このようなご相談があります。
歯科では特に問題を指摘されていない。
副鼻腔炎や後鼻漏の治療を続け、鼻うがいなどもしている。
以前より後鼻漏は減ってきたけれど、
透明で粘っこいものがまだ残っている。
そして何より気になっているのが、口臭と舌苔です。
相談の中で、
「同じような症状の人は多いですか?」
と聞かれることもあります。
実際、後鼻漏の相談では、
・口臭が気になる
・舌苔が厚い
・口の中がネバネバする
・口が乾燥する
といった症状が一緒に気になっている方がいらっしゃいます。
では、
後鼻漏があるから口臭がするのでしょうか?
私は、そう単純には考えません。
こうした相談で特に気になるのは、
「口は乾燥しているのに、ネバネバする」
という、一見すると矛盾しているような状態です。
実はここに、口臭・舌苔・後鼻漏を一緒に考えていく大切なヒントがあります。
■後鼻漏があるから口臭がするとは限りません
後鼻漏があり、同時に口臭も気になると、
「喉に流れている鼻水が口臭の原因なのでは?」
と思われるかもしれません。
もちろん、鼻や喉の状態が口腔内の環境に影響することはあります。
ただ、
「後鼻漏がある=それが口臭の原因」
とは決めつけません。
漢方相談では、
・舌苔の色や厚さ
・口の乾燥やネバつき
・後鼻漏の量や粘り
・鼻や喉の炎症
・胃腸の状態
・便通
・食事の内容や量
・空腹感
・睡眠
・冷え
なども確認します。
「口臭の相談なのに、そんなことまで聞くの?」
と思われるかもしれません。
でも、知りたいのは、
「口臭の原因は何か?」だけではなく、
なぜこの人の身体に口臭・舌苔・後鼻漏が一緒に起きているのか?
ということです。
症状を一つずつ切り離すのではなく、
その人の身体で起きていることをつなげて考えていきます。
■気になるのは「乾燥しているのにネバネバする」状態
「口が乾く」
と聞けば、身体の潤いが不足していることを考えます。
ところが、
・舌苔がべっとりと厚い
・口の中がネバネバする
・透明でも粘りのある後鼻漏がある
という状態が一緒に見られることがあります。
中医学では、厚い舌苔やネバつきがある場合、
身体に余分な水分などが停滞した
「痰湿(たんしつ)」という状態を考えます。
つまり、
必要な潤いは足りない
でも、余分な痰湿はある
という状態です。
「乾燥しているのに、余分な水分があるの?」
と不思議に感じるかもしれません。
でも、身体に必要な潤いと、
うまく処理できずに残っている余分な痰湿は
同じものではありません。
漢方相談をしていると、
足りないものがある一方で、余分なものもある
という状態はあります。
だから、
「乾燥しているから潤せばいい」
「後鼻漏があるから痰を取ればいい」
と、一方向だけから身体を見ないことが大切です。
■舌苔が黄色っぽい時は炎症も考えます
舌苔は、厚さだけではなく色も見ます。
白い舌苔が厚くついている場合と、
黄色味を帯びている場合では、
身体を見る時の情報も変わります。
黄色味があり、鼻や喉の炎症を繰り返しているような場合には、
「熱」や炎症がないかも考えます。
例えば、
「風邪を引く時は、ゾクゾクと寒気がするより、
喉の痛みから始まることが多い」
ということも、身体を見る一つの情報になります。
また、鼻や喉で慢性的な炎症が続いていると、
粘膜の乾燥が進みやすくなることもあります。
そのため、
炎症がある
潤いも不足している
痰湿もある
という状態が同時に存在することもあります。
ここでも大切なのは、
「舌苔が黄色いから○○」
と一つだけで判断するのではなく、
他の症状や生活の状態も含めて考えることです。
■乾燥していても、最初から潤すとは限りません
口や喉の潤いが不足している場合、
中医学では「補陰(ほいん)」といって、
身体に必要な潤いを補うことを考えます。
一方で、
厚い舌苔、口のネバつき、粘っこい後鼻漏などが目立つ場合には、
余分な痰湿をさばく「去痰(きょたん)」も考えます。
さらに炎症や熱があれば、
「清熱(せいねつ)」も必要になります。
では、
補陰・去痰・清熱のどれを先にすればいいのでしょうか?
これは、その人の身体の状態によって変わります。
例えば、乾燥があっても、
痰湿や炎症といった余分なものが強く残っていると判断すれば、
最初は去痰や清熱を優先することがあります。
逆に、潤い不足が強ければ、補陰を重視することもあります。
だから、
「口が乾くから、この漢方」
「後鼻漏だから、この漢方」
「口臭だから、この漢方」
とは考えません。
同じ症状でも、身体の状態が違えば、
最初にどこから整えるかも変わります。
■目指すのは「潤いを作れて、余分な痰湿を作らない身体」
補陰から始めるのか。
去痰から始めるのか。
清熱も必要なのか。
入口は、その人によって違います。
でも、最終的に目指しているところは同じです。
それは、
必要な潤いを自分の身体で作れること。
そして、
余分な痰湿を作りにくい身体になること
です。
足りない潤いを、ずっと外から補い続けるだけでもない。
できてしまった痰湿を、ずっと取り続けるだけでもない。
身体そのものが、必要なものを作り、
余分なものをため込みにくくなる。
そんな身体を目指していきます。
そのために、
とても大切だと考えているのが、
胃腸です。
■潤いを作るにも、痰湿を作らないためにも胃腸が大切
中医学では、胃腸の働きを担う「脾胃」をとても大切にします。
食べたものから身体に必要な気や血などを作るため、
「脾は気血生化の源」
と考えます。
一方で、脾胃の働きが弱り、
食べたものや水分をうまく処理できなくなると、
余分な痰湿を生みやすくなると考えます。
そのため、
「脾は生痰の源」
とも言われます。
ここが、今回のような状態を考えるうえでとても大切です。
口や喉に必要な潤いを作れる身体にする
余分な痰湿を作らない身体にする
一見すると逆方向に見える二つですが、
どちらを考えても、胃腸をいたわることにつながります。
だから、補陰から始めても、
去痰から始めても、
最終的に目指している身体は同じだと考えています。
■口臭の相談でも、食事や「空腹感」を聞きます
だから、口臭や後鼻漏の相談でも食事について詳しく聞きます。
「健康的なものを食べています」
という方でも、内容を聞いてみると、
その人の胃腸にとって消化の負担が大きくなっていることがあります。
健康に良いものでも、
今の自分の胃腸がきちんと処理できているか
は別の話です。
また、相談でよく気にするのが葉野菜の量です。
葉野菜が少ない方には、食事の中で増やしてもらうことがあります。
身体に余分な熱や痰湿があると考える方では、
葉野菜を取り入れることも大切にしている食養生の一つです。
そして、もう一つ確認したいのが、
「ちゃんとお腹が空いてから食べていますか?」
ということです。
時間になったから食べる。
健康のために食べる。
タンパク質を取らなければと思って食べる。
食事内容だけを見ると健康的に見えても、
胃腸が疲れていて空腹感が出ていないことがあります。
そんな方では、
自然に「お腹が空いた」と感じられる身体に戻していくこと
も大切だと考えています。
■だから漢方だけでなく食養生が必須だと考えています
漢方で痰湿をさばく
炎症や熱を抑える
不足している潤いを補う
もちろん、それも大切です。
でも、漢方で痰湿をさばいている一方で、
毎日の生活で痰湿を作り続けていたら、
なかなか身体は変わっていきません。
反対に、潤いを補っていても、
自分の身体で必要な潤いを作れる状態になっていかなければ、
ずっと補い続けることになります。
だから目指したいのは、
必要な潤いを作れる身体
余分な痰湿を作らない身体。
その土台となる胃腸をいたわるためにも、
毎日の食養生は欠かせないと考えています。
ただ、
「この食べ物を食べれば後鼻漏が治る」
という話ではありません。
その人の身体や食生活を見ながら、
何を増やし、何を減らし、
どんな食べ方に変えていくのかを考えることが大切です。
後鼻漏と食事の関係は人によって違います。
普段の食事で見直したい食べ物については、こちらにまとめています。
→後鼻漏が悪化する食べ物5選|食事で悪化する人の共通点と整え方
■食養生は「伝えて終わり」ではありません
食養生が大切だからといって、
「葉野菜を食べてください」
「間食を減らしてください」
「食べ過ぎないでください」
と伝えて終わりではありません。
知識として分かっていることと、
実際に生活の中で続けられることは違います。
仕事もある。
家族との生活もある。
長年続けてきた食習慣もあります。
いきなり全部変えようとしても、
続かないことがあります。
だから、その人の生活を聞きながら、
「これならできそう」
というところを一緒に探していきます。
まず一つやってみる。
続けられたら、そのまま続ける。
身体の変化を一緒に確認しながら、次にできそうなことを考える。
漢方を選ぶことと同じくらい、
その人が少しずつ行動を変えていけるようにサポートすること
も大切だと考えています。
症状だけでなく、食事や睡眠、生活習慣まで
詳しくお聞きするのは、
その人の身体全体を見ながら一緒に整えていきたいからです。
和ひのき薬局が漢方相談で大切にしていることや、
初回相談に約60分かけている理由については、
こちらの記事にまとめています。
→和ひのき薬局が漢方相談で大切にしていること
■口臭・舌苔・後鼻漏が一緒に気になっている方へ
「口臭が気になって、人と話す時にも意識してしまう」
「舌苔がべっとりついている」
「歯を磨いても口の中がネバネバする」
「口は乾燥する」
「後鼻漏もなかなかなくならない」
こうした症状が重なっている方から相談を受けることはあります。
ただし、
同じような症状があるからといって、
身体の状態まで同じとは限りません。
口臭だけを見るのでもない。
舌苔だけを見るのでもない。
後鼻漏だけを見るのでもない。
大切にしているのは、
「なぜ今、この人の身体にこれらの症状が一緒に起きているのだろう?」
と考えることです。
長く鼻の治療を続けている。
歯科でも診てもらった。
鼻うがいなど、自分でもいろいろ試してきた。
それでも口臭や舌苔、後鼻漏が気になっている。
そんな時は、鼻や口だけではなく、
一度身体全体から状態を整理してみることも一つだと思います。
和ひのき薬局では、今出ている症状だけでなく、
食事、胃腸の状態、睡眠、生活習慣なども含めてお話を伺います。
そして、その方の身体の状態に合わせた漢方を考えるとともに、
食養生や生活の中で実際に取り組めることを一緒に考えていきます。
漢方相談は予約制です。
初回は約60分かけてお話を伺っています。
「自分の場合は、どういう状態なんだろう?」
とお悩みでしたら、公式LINEまたはお電話からご予約ください。




