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中医皮膚病専門講座(東京)

中医皮膚病専門講座(東京)

投稿の間が開きましたが、
昨日は東京で勉強してきたことを
復習&まとめてました。

先週10日(土)は、午前中迄で
予約相談を終えて
東京に向かいました。

18時から懇親会があり
全国の先生方&中医師の先生たちと
食事をしました。

普段はパソコンの画面で
声しか聴けないのですが
リアルで会えるとても良い機会です。

たまたま楊達先生の前だったのですが
有益な話を聞けました。


そして翌11日(日)は、朝からスクーリング。

演題として
「皮膚病における中医学治療のコツ」
「中医皮膚病治療とステロイド剤」
「バルトリン腺炎の中医治療」等々
しっかり勉強してきました。




「漢方とスキンケアと養生」は、
皮膚病において必須セットで
全て必要だと再認識。

また、ステロイドを使用して止め方を間違えると
どうしてもリバウンドは起こりますが
その対応について体系的に学べました。

自己判断で脱ステすると
自分も経験がありますが
皮膚の悪化だけでなく
日常生活に支障が出る場合もあります。

ステロイド剤は抑えているだけで治してはいませんので、
最終的には使わない様にしますが、
止め方はくれぐれも注意してもらいたいものです。


途中、本講座を6年続けてきまして
立派な修了証書をいただきました。





そして12日(祝)は、グループミーティングに参加。

このミーティングの参加資格は、修了者以上なので
今回が初参加です。

帯状疱疹の漢方治療について
雲南中医医院の症例を教わりました。

(過去に2回実際に雲南中医医院へ研修に行きましたが
その時、帯状疱疹を漢方だけで治していました)


ヘルペスは漢方で対応した経験がありますが
帯状疱疹は疼痛が残る場合もあり、
漢方治療は西洋医学(抗ウイルス薬)とは違うアプローチなので
併用すると良いですね。

また、ディスカッションとして
皮膚病の再発問題をどう考えるか
皮膚症状から弁証へのアプローチ
を行いました。

終わる時には頭がパンパンでした。

そして最後新幹線で名古屋へ帰る時間は、
普段大変お世話になっている劉先生とご一緒でき
さらに内容を掘り下げる時間になりました。

もともとは自分のアトピーを良くするために
始めた中医皮膚病講座ですが
真剣に自分に相談に来てくれるお客様を
何とか良くしたいという一心で最近参加しています。

皮膚病の相談は、同じ病名でも
いろんな症状で決して同じではありませんので
今回学んだ内容についてお店で応用できる様に
しっかり整理しておきます。