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養生を続けると・・・

養生を続けると・・・

皮膚を良くしていく時に漢方を飲めば良くなると言うよりも
「漢方と養生とスキンケア」をセットにして
皮膚症状の出ない身体にする
と考えてもらった方が良いです。

養生(特に食事)については、毎日のことなので
良いと思っていても出来ないことや
お付き合い上良くないモノを仕方なく食べることも
有ったりします。

しかし、食養生を続けていくと
悪化した時に要因が特定しやすく
どういう時に悪化しやすいか
事前に判断できる物差しが自分の中にできてきます。

和ひのき薬局に相談に来る方のほとんど100%
そういった悪化要因を判断できる物差しを事前に
持ち合わせておりません。

和ひのき薬局で漢方相談を行うメリットの一つに
徐々に悪化要因が分かるようになり
自分の身体の状態・体調に合わせて
悪化させない様に注意できる物差しが出来ていく点もあります。

同じものを食べても、今は全く食べない方が良い時とか
今なら少し位は食べられる時とか自分で判断できる様に
なっていくということです。

特に初期の頃は、ストイックに養生を継続する程
自分によくないモノはすぐに悪化しやすいので
特定しやすいと思います。
(いずれ身体が出来てくると少々食べても反応しなくなっていきます)


漢方薬を飲みながら、来店の時に話を伺って
悪化要因を特定できる能力を高めることと
漢方で症状の出にくい身体にしていくことで
皮膚病が治ったという状態に近づいていきます。

例えば・・・
チョコレートが良くなかった、揚げ物を続けると良くない
睡眠が足らなかった、忙しい時にストレスで悪化した等々
悪化した時に1つ1つ特定できるようになります。

そして、皮膚の良くなっていく人は
その後に悪化要因もどの程度で悪化するのかが
分かるようにもなっていきます。


養生には①良いことをする&②悪いことを控える
と2つあります。

身体にとって悪いことが度を超えた時に
皮膚病が出ている場合が多いので
特に②悪いことを控えるに重点を置きましょう。


色々な方を診て来て経験的に言えるのは
大人の場合、自主性のある人が
早く治っていると思います。


皮膚を良くしていくのは、自分自身です。

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