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湿熱(しつねつ)

湿熱(しつねつ)

アトピーで皮膚の状態が、
真っ赤・グジュグジュ
強い痒み(痛み)の場合に
湿熱・血熱・熱毒が
溜まっていると考えて
それらを取る漢方薬を使います。

特に身体に余分な
水と熱が合わさった
「湿熱」が強いと、
黄色い汁が出て
時に変な嫌な臭いもあり
グジュグジュしてます。

そんな時には、
身体の状態は
舌では、黄色い苔が多かったり
おしっこは少量で
濃い黄色だったりします。

もともと余分な水に
「湿(しつ)」は、
下に行きやすくて
下半身にむくみとして
溜まりやすい性質が
ありますが、
上昇する性質の「熱(ねつ)」
と引っ付くと
湿熱となり身体全体に
広がってしまい
症状は長引きます。

余分なゴミである湿熱は、
何からできやすいかというと
甘いモノ・油ものや肉類・香辛料の多いもの・洋食品加工食品
牛乳・卵・魚介類・生もの・冷たいもの・コーヒー・アルコール
等から起こりやすいです。

胃腸の強さも関係しており、
弱っていれば
湿熱は溜まりやすいです。

消化するには体力が必要です。

消化の負担が大きいと
処理する時間が必要となり
それだけ余分なゴミに
なりやすくなりますが
上記のモノは
消化の負担になりやすい
と考えたら良いです。

消化を考える時
離乳食に近いかどうかで
判断すると
良いと思います。

結論としては
和食にして
ご飯とみそ汁や
葉物野菜のスープを
中心にすると
良いです。



以上より、
慢性のアトピーなど皮膚病
を改善するためには
何を口にするのか
意識していないと
余分なゴミとして
湿熱が湧いてしまい
皮膚の改善は難しくなります。

漢方を飲むだけではなく、
相談中に食養生をしっかりと
お伝えする理由は
ココにあります。

長く溜まってしまった
湿熱ほど取りにくいので
慢性で広範囲の
アトピーの場合
食養生をしっかり
続けた方が良いですね。

食養生を楽しんで好きになり
根気よく継続させましょう!!!

食養生はこちらこちら
参考にして下さい。
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