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副鼻腔炎・後鼻漏を体質改善|約40年続いた鼻炎に悩む60代女性の改善例
「毎年、同じ時期になると鼻炎がひどくなる」
「副鼻腔炎を繰り返している」
「鼻は通っているのに、喉の奥に何かある感じがする」
このような鼻炎や副鼻腔炎、後鼻漏(こうびろう)のお悩みはありませんか?
耳鼻科で治療を受けると楽になるものの、
しばらくするとまた繰り返してしまう。
そのような方の漢方相談では、
鼻の状態だけでなく、
身体全体の状態や日々の生活習慣を確認すること
を大切にしています。
今回は、20代から約40年間、
鼻炎や花粉症を繰り返し、
近年は副鼻腔炎や後鼻漏にも悩まされていた
60代女性の改善例をご紹介します。
この方は、漢方と生活習慣の見直しによって
身体全体を整えていく中で、
長年繰り返していた鼻の症状が楽になりました。
現在は耳鼻科へほとんど行かずに過ごせるようになり、
元気な身体を維持するために漢方を続けてくださっています。
■約40年続いた鼻炎・花粉症と繰り返す副鼻腔炎
ご相談に来られたのは60代の女性です。
20代の頃から鼻の不調が続いており、
特に左側の鼻が詰まりやすい状態でした。
春と秋には花粉症があり、
特に3月から梅雨前までは毎年つらく、
耳鼻科へ通うことが当たり前になっていました。
さらに、風邪を引くと鼻の奥に違和感が残り、
ここ2年ほどは副鼻腔炎を繰り返しやすくなっていました。
後鼻漏も気になるようになり、次のような症状でお困りでした。
・左側の鼻づまり
・喉のイガイガ
・喉の奥の違和感
・何度も咳払いをする(エヘン虫)
・鼻をかんでも出ないのに、鼻の奥に何かある感じ
鼻炎だけでなく、副鼻腔炎や後鼻漏まで重なり、
長年鼻の不調に悩まされていたのです。
■鼻の症状だけでなく、身体全体の状態を確認
漢方相談では、鼻水や鼻づまりの状態を詳しくお聞きします。
鼻水が透明でサラサラしているのか、
黄色や緑色で粘りがあるのか、白く粘っているのか。
こうした違いも、身体の状態を考える手がかりになります。
ただし、鼻水の色だけで体質を判断するわけではありません。
特に、何年も鼻炎や副鼻腔炎を繰り返している方では、
鼻以外の身体の状態にも目を向けることが大切だと考えています。
この女性のお話を詳しくうかがうと、次のような特徴がありました。
・体温が35度台と低い
・便通が3〜7日に1回
・排尿が1日10回以上
・肩こりが強い
鼻の不調で来られた方ですが、
冷えや便通、排尿などにも気になる点があったのです。
漢方の視点では、身体を温める働きや、
水分を適切に巡らせて排出する働きが弱くなっている
可能性を考えました。
また、肩こりが強いことから、気血の巡りにも目を向けました。
鼻に現れている症状だけでなく、
その背景にある身体全体の状態を整える必要がある。
そのように考えた症例です。
■良かれと思って続けていた水分の摂り方
さらに生活習慣をお聞きすると、水分の摂り方にも特徴がありました。
・コーヒーを1日3回
・お茶をマグカップで1日3回
・甘いものも一緒に摂ることが多い
ご本人は「水分はしっかり摂った方がいい」と考えて、
この習慣を続けていらっしゃいました。
もちろん、水分は身体に必要なものです。
ただし、必要な水分量は、
その方の身体の状態や食事、活動量などによって異なります。
この方の場合は、
冷えや便通、排尿の状態も踏まえ、
水分の摂り方が身体に合っているかを見直すことにしました。
漢方では、余分な水分が身体に停滞している状態を
「湿(しつ)」と捉えることがあります。
この方は、
水分を巡らせる働きが弱く、
余分な水分が停滞しやすい状態にある
と考えました。
水分をたくさん摂ることが、
必ずしもその方の身体にとって良いとは限りません。
良かれと思って続けている習慣が、
今の身体に合っているかどうか。
ここも漢方相談で大切にしている視点です。
■漢方と生活習慣の両方から身体を整える
この方には、身体の状態に合わせて、
水分代謝を整える漢方や、
気血の巡りを助けて身体を温める漢方を考えました。
それと同時に、水分の摂り方や身体を冷やす習慣についても、
一緒に見直していきました。
漢方を飲むだけでなく、
日々の生活の中で身体に負担をかけていることがないかを確認する。
そして、できるところから少しずつ整えていく。
養生は、無理に我慢したり、
厳しい制限を続けたりすることが目的ではありません。
その方の暮らしに合わせて、
自然に続けられる方法を見つけることが大切です。
■鼻水の粘りが減り、後鼻漏や咳払いにも変化
漢方と生活習慣の見直しを進めていくと、
比較的早い段階から変化が見られました。
・鼻水の粘りが少なくなった
・白かった鼻水が透明に近づいてきた
・朝の後鼻漏の量が減った
・喉のイガイガが楽になった
・咳払いの回数が減った
特に印象的だったのは、
鼻をかんでも出なかったものが、
出せるようになってきたことです。
以前は鼻の奥に何かある感じが続いていましたが、
粘液の状態や出しやすさにも変化が見られました。
漢方の視点では、
余分な水分の停滞や巡りが改善する方向へ進んでいる
と考えられます。
その後、
2〜3か月ほどで鼻や喉の症状が軽くなり、
日常生活も楽になったと喜ばれました。
■繰り返していた副鼻腔炎や鼻炎も楽になり、現在も元気に
この方の変化は、2〜3か月で終わったわけではありません。
その後も身体全体を整えていく中で、
長年繰り返していた鼻の症状が楽になり、
現在も調子良く過ごされています。
以前は毎年のように耳鼻科へ通っていましたが、
今ではほとんど行かずに過ごせる状態になっています。
そして、現在も漢方を続けてくださっています。
ここで大きく変わったのは、漢方を続ける目的です。
最初は、長年悩んでいた
鼻炎や副鼻腔炎、後鼻漏を良くすること
が目的でした。
ところが、身体全体が整っていく中で、
症状が出にくい状態を維持できるようになり、
ご本人も身体が元気になっていることを実感されるようになりました。
今では、病気を良くするためだけではなく、
元気な身体で過ごし続けることが
漢方を続ける大きな目的になっています。
症状が楽になることは、もちろん大切です。
でも、その先にある元気な毎日を過ごせることも、
同じように大切だと考えています。
■副鼻腔炎や後鼻漏を繰り返すときに考えたいこと
副鼻腔炎や後鼻漏が長引く背景は、人によって異なります。
鼻や副鼻腔の炎症、アレルギー、鼻の構造などが関係している場合もあり、
耳鼻科での検査や治療が大切です。
そのうえで、漢方相談では、
身体全体の状態や日々の習慣にも目を向けていきます。
例えば、
・胃腸の働きが弱く、余分な水分が停滞しやすい
・冷えがあり、身体の巡りが悪くなっている
・気血の巡りが滞っている
・日々の食事や水分の摂り方が身体に合っていない
といった状態です。
今回の女性は、冷えや水分代謝、生活習慣などが
大切な手がかりになりました。
しかし、同じ副鼻腔炎や後鼻漏でも、
すべての方に同じ原因があるわけではありません。
だからこそ、
その方の身体の状態を
詳しく知ることが必要なのです。
鼻タイプの後鼻漏が長引く背景については、こちらの記事で詳しく説明しています。
→副鼻腔炎・鼻炎など「鼻タイプ」の後鼻漏が長引く背景
■まとめ|鼻の症状だけでなく、元気に過ごせる身体へ
今回ご紹介したのは、約40年間、鼻炎や花粉症を繰り返し、
近年は副鼻腔炎や後鼻漏にも悩まされていた
60代女性の症例です。
漢方相談では、鼻の症状だけでなく、
冷え、便通、排尿、水分の摂り方など、
身体全体の状態を確認しました。
そして、体質に合わせた漢方と生活習慣の見直しを続ける中で、
長年繰り返していた鼻の症状が楽になり、
現在も元気に過ごされています。
この方の経過から伝えたいのは、
鼻の症状であっても、鼻だけを見るのではなく、
身体全体に目を向けることが大切な場合があるということです。
症状を良くすることは大切です。
そして、その先には、
症状に悩まされず、
元気でイキイキと過ごせる毎日があります。
和ひのき薬局では、今困っている症状だけでなく、
その方の身体全体や生活習慣を確認しながら、
元気に過ごせる身体づくりを一緒に考えています。
長年繰り返す副鼻腔炎や後鼻漏でお困りの方は、
ご自身の身体の状態や生活習慣にも目を向けてみてください。
後鼻漏がなかなか治らない背景について、
さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事にまとめています。
→後鼻漏が治らない理由|鼻・のど・粘膜の状態を6つの視点から解説
「副鼻腔炎を繰り返している」
「鼻は通っているのに、喉の奥に何かある感じがする」
このような鼻炎や副鼻腔炎、後鼻漏(こうびろう)のお悩みはありませんか?
耳鼻科で治療を受けると楽になるものの、
しばらくするとまた繰り返してしまう。
そのような方の漢方相談では、
鼻の状態だけでなく、
身体全体の状態や日々の生活習慣を確認すること
を大切にしています。
今回は、20代から約40年間、
鼻炎や花粉症を繰り返し、
近年は副鼻腔炎や後鼻漏にも悩まされていた
60代女性の改善例をご紹介します。
この方は、漢方と生活習慣の見直しによって
身体全体を整えていく中で、
長年繰り返していた鼻の症状が楽になりました。
現在は耳鼻科へほとんど行かずに過ごせるようになり、
元気な身体を維持するために漢方を続けてくださっています。
■約40年続いた鼻炎・花粉症と繰り返す副鼻腔炎
ご相談に来られたのは60代の女性です。
20代の頃から鼻の不調が続いており、
特に左側の鼻が詰まりやすい状態でした。
春と秋には花粉症があり、
特に3月から梅雨前までは毎年つらく、
耳鼻科へ通うことが当たり前になっていました。
さらに、風邪を引くと鼻の奥に違和感が残り、
ここ2年ほどは副鼻腔炎を繰り返しやすくなっていました。
後鼻漏も気になるようになり、次のような症状でお困りでした。
・左側の鼻づまり
・喉のイガイガ
・喉の奥の違和感
・何度も咳払いをする(エヘン虫)
・鼻をかんでも出ないのに、鼻の奥に何かある感じ
鼻炎だけでなく、副鼻腔炎や後鼻漏まで重なり、
長年鼻の不調に悩まされていたのです。
■鼻の症状だけでなく、身体全体の状態を確認
漢方相談では、鼻水や鼻づまりの状態を詳しくお聞きします。
鼻水が透明でサラサラしているのか、
黄色や緑色で粘りがあるのか、白く粘っているのか。
こうした違いも、身体の状態を考える手がかりになります。
ただし、鼻水の色だけで体質を判断するわけではありません。
特に、何年も鼻炎や副鼻腔炎を繰り返している方では、
鼻以外の身体の状態にも目を向けることが大切だと考えています。
この女性のお話を詳しくうかがうと、次のような特徴がありました。
・体温が35度台と低い
・便通が3〜7日に1回
・排尿が1日10回以上
・肩こりが強い
鼻の不調で来られた方ですが、
冷えや便通、排尿などにも気になる点があったのです。
漢方の視点では、身体を温める働きや、
水分を適切に巡らせて排出する働きが弱くなっている
可能性を考えました。
また、肩こりが強いことから、気血の巡りにも目を向けました。
鼻に現れている症状だけでなく、
その背景にある身体全体の状態を整える必要がある。
そのように考えた症例です。
■良かれと思って続けていた水分の摂り方
さらに生活習慣をお聞きすると、水分の摂り方にも特徴がありました。
・コーヒーを1日3回
・お茶をマグカップで1日3回
・甘いものも一緒に摂ることが多い
ご本人は「水分はしっかり摂った方がいい」と考えて、
この習慣を続けていらっしゃいました。
もちろん、水分は身体に必要なものです。
ただし、必要な水分量は、
その方の身体の状態や食事、活動量などによって異なります。
この方の場合は、
冷えや便通、排尿の状態も踏まえ、
水分の摂り方が身体に合っているかを見直すことにしました。
漢方では、余分な水分が身体に停滞している状態を
「湿(しつ)」と捉えることがあります。
この方は、
水分を巡らせる働きが弱く、
余分な水分が停滞しやすい状態にある
と考えました。
水分をたくさん摂ることが、
必ずしもその方の身体にとって良いとは限りません。
良かれと思って続けている習慣が、
今の身体に合っているかどうか。
ここも漢方相談で大切にしている視点です。
■漢方と生活習慣の両方から身体を整える
この方には、身体の状態に合わせて、
水分代謝を整える漢方や、
気血の巡りを助けて身体を温める漢方を考えました。
それと同時に、水分の摂り方や身体を冷やす習慣についても、
一緒に見直していきました。
漢方を飲むだけでなく、
日々の生活の中で身体に負担をかけていることがないかを確認する。
そして、できるところから少しずつ整えていく。
養生は、無理に我慢したり、
厳しい制限を続けたりすることが目的ではありません。
その方の暮らしに合わせて、
自然に続けられる方法を見つけることが大切です。
■鼻水の粘りが減り、後鼻漏や咳払いにも変化
漢方と生活習慣の見直しを進めていくと、
比較的早い段階から変化が見られました。
・鼻水の粘りが少なくなった
・白かった鼻水が透明に近づいてきた
・朝の後鼻漏の量が減った
・喉のイガイガが楽になった
・咳払いの回数が減った
特に印象的だったのは、
鼻をかんでも出なかったものが、
出せるようになってきたことです。
以前は鼻の奥に何かある感じが続いていましたが、
粘液の状態や出しやすさにも変化が見られました。
漢方の視点では、
余分な水分の停滞や巡りが改善する方向へ進んでいる
と考えられます。
その後、
2〜3か月ほどで鼻や喉の症状が軽くなり、
日常生活も楽になったと喜ばれました。
■繰り返していた副鼻腔炎や鼻炎も楽になり、現在も元気に
この方の変化は、2〜3か月で終わったわけではありません。
その後も身体全体を整えていく中で、
長年繰り返していた鼻の症状が楽になり、
現在も調子良く過ごされています。
以前は毎年のように耳鼻科へ通っていましたが、
今ではほとんど行かずに過ごせる状態になっています。
そして、現在も漢方を続けてくださっています。
ここで大きく変わったのは、漢方を続ける目的です。
最初は、長年悩んでいた
鼻炎や副鼻腔炎、後鼻漏を良くすること
が目的でした。
ところが、身体全体が整っていく中で、
症状が出にくい状態を維持できるようになり、
ご本人も身体が元気になっていることを実感されるようになりました。
今では、病気を良くするためだけではなく、
元気な身体で過ごし続けることが
漢方を続ける大きな目的になっています。
症状が楽になることは、もちろん大切です。
でも、その先にある元気な毎日を過ごせることも、
同じように大切だと考えています。
■副鼻腔炎や後鼻漏を繰り返すときに考えたいこと
副鼻腔炎や後鼻漏が長引く背景は、人によって異なります。
鼻や副鼻腔の炎症、アレルギー、鼻の構造などが関係している場合もあり、
耳鼻科での検査や治療が大切です。
そのうえで、漢方相談では、
身体全体の状態や日々の習慣にも目を向けていきます。
例えば、
・胃腸の働きが弱く、余分な水分が停滞しやすい
・冷えがあり、身体の巡りが悪くなっている
・気血の巡りが滞っている
・日々の食事や水分の摂り方が身体に合っていない
といった状態です。
今回の女性は、冷えや水分代謝、生活習慣などが
大切な手がかりになりました。
しかし、同じ副鼻腔炎や後鼻漏でも、
すべての方に同じ原因があるわけではありません。
だからこそ、
その方の身体の状態を
詳しく知ることが必要なのです。
鼻タイプの後鼻漏が長引く背景については、こちらの記事で詳しく説明しています。
→副鼻腔炎・鼻炎など「鼻タイプ」の後鼻漏が長引く背景
■まとめ|鼻の症状だけでなく、元気に過ごせる身体へ
今回ご紹介したのは、約40年間、鼻炎や花粉症を繰り返し、
近年は副鼻腔炎や後鼻漏にも悩まされていた
60代女性の症例です。
漢方相談では、鼻の症状だけでなく、
冷え、便通、排尿、水分の摂り方など、
身体全体の状態を確認しました。
そして、体質に合わせた漢方と生活習慣の見直しを続ける中で、
長年繰り返していた鼻の症状が楽になり、
現在も元気に過ごされています。
この方の経過から伝えたいのは、
鼻の症状であっても、鼻だけを見るのではなく、
身体全体に目を向けることが大切な場合があるということです。
症状を良くすることは大切です。
そして、その先には、
症状に悩まされず、
元気でイキイキと過ごせる毎日があります。
和ひのき薬局では、今困っている症状だけでなく、
その方の身体全体や生活習慣を確認しながら、
元気に過ごせる身体づくりを一緒に考えています。
長年繰り返す副鼻腔炎や後鼻漏でお困りの方は、
ご自身の身体の状態や生活習慣にも目を向けてみてください。
後鼻漏がなかなか治らない背景について、
さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事にまとめています。
→後鼻漏が治らない理由|鼻・のど・粘膜の状態を6つの視点から解説




